鞘塗り 最終蒔絵準備・・・ | 装飾工房『瑞緒 mizuo』よかよかブログ

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螺鈿細工、漆芸品、装飾品、工芸品を制作する福岡の工房。
日々の作業の様子、体験談などをご紹介します。

製作中の鞘塗りは、
最終工程の蒔絵準備に取り掛かっております。


加飾完了している螺鈿。
一旦艶上げして、状態を確認します。


先週蒔き終わっていた城山三峰も、
艶上げして確認です。

そして、鞘全体にまた摺漆を薄っすら施し、
最後の絵柄である家紋、大松の金蒔絵仕様を検討。

家紋、大松は高蒔絵で表現しますが、
幾つかの蒔絵テクを組み合わせますので、
ここは慎重に練習を兼ねて試作を行います。

いよいよ最後の関門となって来ますが、
いつぞや制作した尺八の金蒔絵=山桜、蔓の時を思い出しながら、
検討を重ねて参りたいと考えております。

つづく。。。