新作鞘塗りは下地の最終段階に。
目の細かい砥の粉を混ぜた漆パテ=錆を仕上げに掛かります。

何日か前に、2度目の錆付けを行った状態です。。。
最後は曲面の歪みが出ないよう、
ヘラで撫でるようにして錆を付けます。

乾燥させた錆を丁寧に研ぎます。
最後は#400~600の砥石で水研ぎです。

鐺や鯉口との面を合わせるように、、、

何度も曲面や曲線を確認しながら、、、

曲面の下地付けや研ぎは本当に難しい。
でもかなり頑張りまして、ようやくここまで来ました。

そして、この錆に生漆を含浸させます。。。

ワイプオール(不織布)で余分な漆を拭き取り、乾燥へ。
肌合いがまだ安定していない部分もありますが、
この後は中塗りで整えて行きましょう。
つづく。。。