西洋占星術のホロスコープにはアセンダントがあります。ホロスコープは古代ギリシャで生まれました。

 

黄道12星座を使っていたメソポタミア(バビロニア含む)とアセンダントを使っていたエジプトの知識の融合です。

 

ホロスコープには日周運動と年周運動の両方含まれます。

 

日周運動とは天体が東から昇り西に向かって動いて見えるものを言いますが、地球の自転によるものです。

 

年周運動とは、太陽など天体が星座を背景に移動して見えるものを言いますが、地球の公転によるものです。太陽は一日に一度弱ずつ黄道を移動します。

 

ハウスは固定です。動かしません。

 

ホロスコープのアセンダントは第一ハウスカスプであり、黄道と地平線の交点です。日周運動があろうともハウスは固定です。古典もモダンも同じです。

 

バビロニア占星術で日の出、日の入時に重視されたのは地平線の座標ではなく、天体がどのように見えたかです。例えばイブニングスター、モーニングスターの存在は端的です。