師走です。この12月、木星と土星が走ります。

 

動きの遅い天体なのに、平均速度の2-3倍速いのです。

 

太陽がいてにある間に太陽がメジャーアスペクトを作るのは、月と海王星だけです。月には伝達者の役割もあります。占星術で王は太陽です。周囲が役割に徹する間、監督者として堂々と全体を把握し、時には人に任せ、自らの役割に徹することが重要になるでしょう。自分が何をするのか、目的と理想を持つことです。

 

12月3日3時22分 木星やぎ入り。やぎの木星の特徴です。

責任感があり、信頼されます。義務感があります。指導力。正確さ。目的意識。偽善、偽善的行為があります。不信、疑惑、尊大、利己主義がみられます。

 

12月から2020年2月まで、木星と土星は順行で移動が速いです。

土星は12月2日現在やぎ18度にありますが、平均速度の約3倍で一気にやぎを駆け抜けて、春分後の3月22日にみずがめ入りです。

一つのデカンをわずか3か月で移動します。

 

このような動きの中で、12月26日、冬至直後に太陽は日蝕を迎えます。太陽の力が一時的に弱まります。しかし、必ず太陽は力を取り戻します。

 

 

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