なぜなら石破氏は過去より、総理の裁量による解散権の行使(7条解散)には慎重な姿勢を貫いてきたためです。私たちがイメージしていた「石破茂」は、能登半島を第一に考え補正予算を組み、党利党略に流されず国会で腰を据えて討論をし、裏金問題や統一教会問題の解決のために身内であっても厳格な決断を下すことのできる「筋を通す人」であったはずです。総裁選における討論会でも「総理や閣僚が予算委員会で議論し、政策や方針を明らかにしてから解散すべきだ」と明言していました。しかしいざ総裁となった途端に、党の圧力に屈して自身の考えを撤回しました。自民党を変える前に石破氏の方が先に変わってしまうという形で、私たちの期待は早くも裏切られました。
教訓は一つだけあります。「個人がどれだけ強い想いを持っていたとしても、自民党という組織に飲み込まれてしまうと、身動きがとれなくなる」という教訓です。石破総理の迷走ぶりは、このことを如実に表しています。国民不在の政治を終わりにしたいと強く思います。
私は船橋と市川で生まれ育ちました。バブルが崩壊した直後に生まれ、生まれて以降一度も景気が良いという実感を持ったことがありませんでした。周りを見ても、「今日より明日が良くなるとは思えない」と言う同世代の人たちをたくさん見てきました。ですが私はこの街の皆さんの支えによって、自らの夢を追うことができました。12歳の時に野田元総理に出会い「この人みたいに世のため人のために働く存在になりたい」と抱いた志を、22年先の現在まで持ち続けることができました。だからこそ、今度は私が皆様へ恩返しをする順番なのです。人と人が支え合う社会を創る。野田元総理が千葉4区で実践してこられた志を継ぎ、次の世代に引き継いでいく。これが私の使命です。
12年前に下野して以降、一日一日が「手段として政権交代を成し遂げ、共に生きる社会をつくる」ための確認でした。当時私は1人の学生ボランティアでした。皆様の役に立つ力が全くありませんでした。なので10年間、民間企業でがむしゃらに働き、その後は総支部長として力を蓄えました。そして今回、千載一遇のチャンスがやってきました。その先頭に野田元総理がいるという最高の布陣で、古い政治・自民党の金権政治を終わらせるための政治改革に挑みます。信じられる政治を取り戻します。
絶対的な権力は絶対的に腐敗します。自浄作用の働かない自民党を権力の座から遠ざけることができるのは、主権者である私たちの「投票という手段」に他なりません。今回の総選挙こそ、1人でも多くの皆様に投票所へ足を運んでいただきたいと考えています。政権交代前夜。夜明けに繋がる扉を一緒に開けるように、これからの期間を全力で戦って参ります。
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石破新総裁が総理就任前に衆院選日程を表明し、総選挙が10月27日投開票で開催されることとなりました。本件だけを見ても「自民党は変われない」ことが明らかとなりました。