ついにその日がやって来ました。
7月23日…
北口本宮富士浅間神社。
この日のことは
2ヶ月も前から決まっていました。
刀絵作家の
宮本なるさんが
お約束していた『北口本宮』へ奉納する
木花咲耶姫命の刀絵が完成したとのことにて
お約束の日…
このかたとの出会いも不思議でした。
この日
ご一緒にいらした
ライアー奏者の松葉智穂さんと
三人で、
隋神門をくぐります。
太郎杉さん。
お詣りを済ませてから、
社務所へと案内して頂きました。
なるさんとご一緒でなければ
まずは訪れることの出来なかった
社務所は、
重要文化財だそうで。
わたしは初めて
入らせて頂きました。
なるさんのブログには
この日に向けた
その想いが綴られています。
1時間半近く
お邪魔して色々なお話を
わたしも伺う事ができました。
なぜ?火祭りは諏訪神社のお祭りなのか?
龍と蛇の違い?
こちらはなぜ白蛇のお祭りなのか?
(火祭りの日に、なぜだか太郎杉のところに蛇が出るそうです。不思議だ…)
辰巳の方角は、『立身』とかけて
立身出世の縁起の良い方角なのだとか、
すっかりおしゃべりに花を咲かせたあと、
刀絵奉納の
記念撮影。
富士山は穏やかな時もあれば、
荒々しい姿を取る時もある、
そんな上文司宮司さまのお言葉で、
陰陽の木花咲耶姫命を創作されたそうで。
この日、
境内は
ヒグラシの声が満ち満ちていました。
涼やかなヒグラシの声を
楽しんでくださいね。
おふたりが御朱印を頂く間、
わたしは諏訪神社にお詣りに行きました。
神変大菩薩(役行者さま)にも
ご挨拶。
修験道の開祖さま。
その発祥の地である
奈良の天川村の龍泉寺にお詣りしてから
実は初めてのご挨拶。
夫婦檜さん。
なるさんが奉納された、
(初めてお会いしたあの日の奉納でした!)
アマビエさんが飾られていました。
お!
たわわな百合の花。
むせかえるような芳香…
社務所に貼ってあったこのポスターは、
お道開きの儀を行う
こちらの登山口へとつながる鳥居なのですね。
道は開かれ
夏の登山シーズンは真っ只中。
かつては深い信仰の道であったのでした。
空に
ハート型の雲がありますよ!
見上げると、
刻々と姿を帰る雲たち。
お別れの際に
素敵な刀絵を頂きました。
朝焼けの紅富士を
いつもわたしがブログでアップしているので、
それにインスピレーションを得て
こちらの色のヒントにしたと、
なるさんは仰っていました。
なんて嬉しいこと。
この拙いブログを
2011年に始めなければ
こんなご縁も
あんなご縁も
無かったかと思うと、
感無量です。
霊峰がつないでくださるご縁
とともに、
わたしは今日も
生きて行きます。
感謝とともに…。