7月6日、

この日は

御殿場口新五合目に向かいます。



目の前

どおん!

と 

富士山。



こんなところを通って

富士山に向かう…


これ、実は

静岡県道23号線を

ひたすら登っているのです。


223(フジサン)へ

23で向かうこの道は 

テンションが上がります。


そして

スカイラインに合流して、


御殿場口新五合目に

到着です。


富士山の登山道は

4本あって、

その中で

静岡側が三本

山梨側が一本




ご存知の方は多いと思うのですが、


その中でも、

御殿場口が一番新しくて、

しかーも!


一番低いのです。


この日は

『富士山自然誌研究会』のフィールドワークの日。


静岡側のこの団体は

前回まで三年間

須走口で行われていた。


今年から…


集合場所は、

こちら

御殿場口。


駐車場に滑り込むと、



えええええ?

どうなってるの?



なんだか

おしゃれに変貌していますよ。



何にも無かった駐車場に

カフェみたいのが設置されています。



だけど

こちらは、



変化なし。


でもでも

トイレが、



シェルターになっとる!


これは、富士山噴火を想定してるのかな?



トイレの前には、



ウツギの白い花と

シモツケのピンクの花。


さらには、

ヤマホタルブクロが

お出迎え。




あとは、



キスゲ?

なのかしら。



で、

標高1450mという

他の五合目よりかなり低いところから

自然観察会が始まります。


専門の先生方と

歩いて色々なことを教えて頂く

この年に一度のフィールドワークは

とても楽しみな一日なのです。


わたし的には、

標高1500m付近の自然観察は新鮮でした。


なぜなら、



ウツギがたわわに咲いている姿は、

わたしたちの標高(1,000メートル)ではとっくに終わっているので

なんとも新鮮で、


さらには、



たくさんのバラの花!


『フジイバラ』

という富士山の名前がついたバラが

あたり一面良い香り…



そうして、

他の五合目(標高2300m)には

ありえない〜


サルナシ?



花が咲いていました。


雄花をつける雄株と

雌花をつける雌株何すぐ隣に咲いていたのは

なんという不思議。


ここで、



モンローリップ💋


こちらは

アカミゴケと名付けられた

地依頼なのです。



ほんとに

モンローリップだね💋



驚いたことには、

イボタノキそっくりなこの花

植物の先生に聞いたら、



『ミヤマイボタ』だそう。


どこが違うんですか?

と聞いたら

『葉っぱです.』


たしかに

標高千メートルのイボタノキは

葉っぱの先か丸い。


こちらは尖ってる。


新しい木の名前を知るのは

なんとも新鮮なり。



ニガナ、



バライチゴ、




そして、

シモツケ。




カラマツの芽吹きもまだ柔らかく

優しい感じです。


標高1,000メートルに住んでいるわたしたちは

たった500メートル上がるだけで

植物が住み分けていることに驚きました。


『植物は気温で住み分けているんです。』

前会長の菅原先生は仰る。


そうか、

標高ではなく

平均気温などの環境で住み分けているんだね。




こちらから見ると

正面に

大洞山、

左手には

御正体山。



このあと

お弁当をそれぞれ食べてから

それぞれの専門家のレクチャーに向かいます。



一度でアップしようと思いましたが

画像がたくさんあるので


後半に続きますね。