今日は

明日のお山開きをひかえて

富士山(山梨県側)の

『お道開きの儀』が執り行われる日。


なのに朝から

不穏な空模様…



明日は無事に

お山開きが行われるのでしょうか?


ヤマトの旅の連載の途中なのですが、


昨日のお話を少し…,


6月29日


お休みだったので

海鮮が好きな友人と

沼津の海鮮丼が食べられるお店へ。




『呑み処ふじ』さん


目当ては、

いくら丼。


この日はいくら+ホタテ丼をオーダーして、



1200円なり。


すると、

友人が、


『ここって

我入道の近くだよねえ』


以前、知人に頂いたお菓子を買いに行きたい、

と宣うので


ほんとにすぐ近くだった

『花月』

いうお菓子屋さんへ。


そこで

ケセットという

初めて聞く名前のお菓子を購入する。



(友人がわたしの分まで購入してくれたので

家に帰って食べてみたら、

なんとも

昭和の香りがするケーキでした。)



で、


我入道???


すぐそこ

海だよねえ?

近くの牛伏山公園に寄ってもはったの。




クロマツ!


そして

ここへ来る途中ずっと

クリーム色の花が咲いていたのだ気になってたの。


この公園で判明した。



トウネズミモチ

という

暖かいところに咲く常緑樹の花が今盛り。


海!



正面はなんだろう?



と思ったら、



鷲頭山などの

沼津アルプスと、



その右側は、

大瀬崎。


そして、

目の前には、



ピラミッドの淡島だった。



ゆっくりと歩いて行くと、


不動岩、と呼ばれている、



かつて

海底火山であった、

牛伏山の手前の、



火山の根が侵食されたもの。





ものすごい存在感。



なんだか、



アズミノイソラを彷彿とさせる。








ここで

思い出した。


日蓮聖人が

津波を止めたという神社が

近くにあったよねえ。


友人は

知らないと言ってけど、


どうせ通り道だからと

 

寄ってもらう。




大朝神社。



そうそう

ここだ。






だけど、妙だなあ。


日蓮聖人は仏教なのに、

ここでは神社なのだね。


ま、いいか。


楠落ち葉が参道を染めている。



そう、

常緑樹である楠木が落葉するのは

今の時期なので

わたしたち富士山北麓に住むものとしては

この風景は新鮮に映るの。



拝殿。

おそらく

この牛伏山を拝しているのだろう。


その奥に

牛伏山へ登る階段あり。



おそらくは

日蓮聖人は

牛伏山の山頂から海に向かって祈ったのだろうな。


そういえば

安曇族の神でもあるアズミノイソラは

豊玉姫の息子であるとされ、

潮ミツ珠、潮ヒル珠を持っていたのだと。


だとしたら、


津波を起こすことも

津波を引かせることも

できたのだろうな…



いくら丼

ケセット

我入道

津波

安曇磯良



なんとも不思議な連鎖の

一日でした。