今年も恒例の、


花見友達と

南へ向かいます。


まずは、

恒例の『大御神の桜』


え?

それってどこよ〜!


言わずと知れた

小山町大御神にある

富士霊園。


4月12日、

本日はまったくの満開で、

なので、

花吹雪もありません。


満開になったばかりなので。



そして、

去年までは気がつかなかったのだけど、


様々な種類の桜が植えられていて、



こちらは

アタミハヤザキ(熱海早咲き)という種類なのだそう。


こちらは

小山町の中でも標高が高いので、

満開となるのは下よりも遅い。



上の方にある

枝垂れ桜は、

最高なコンディション!



正面には

箱根山。



毎年撮ってしまう

こちらの動画。


今年は天候がいまいち。



このあと、

花見友達のチハールは 

どんどん車を走らせる。


ん?

246-

どこ行くの?


するとね、

気になるところがあるんだけど、

と言って

初めての場所に行くのだといいます。


そこは、

蝋梅まつりで楽しんだ

松田町の寄(ヤドリギ)の

すぐ下にあたる


『枝垂れ桜の里』


ん?

それだけ?


中津川沿いに

枝垂れ桜が楽しめるそうなので。


わおー!


こんな穴場があるだなんて。



日本列島は桜まつりにて、

どこへ行っても

人、人、人…


だあれもいない🌸の名所だなんて、

そうあるものではありませぬ。



いやいや、

見事です。


そして、

こちらへ来る時に

ずっと両側で楽しませてくれた

山吹の花が…



わたしたちに

元気をくれる。




カエデの展葉も見事なのです。



優しく

柔らかな

カエデの若葉。



と…


あることに気が付いた!



ん?


グリーンタフ???



なんだ、なんだ?

ここは、



グリーンタフ(緑色凝灰岩)だらけ?


ひとりでコーフンしていたけど、

二人はどんどん先に行ってしまう。




わたしも気を取り直して

せっかくなので

ちゃんとお花見をしませう。



可愛いね〜。


お!



イチリンソウ?



こんなところに

群生が。




エンゴサクの仲間?




わ!

これは知らない。

わたしも初めて見る山野草。


ここはスゴイわー!




どんどん先に行ってしまう花見友達に、
ねえねえ、
話しかけてみた。


グリーンタフって言うんだよ、

このまわりの石は。


(だからなんなのさー、的なことなんだけど。)



すると、

チハールが反応してくれた。



へええ、


だから

川の水が

こんなに綺麗に見えるんだねえ、

と。



そうなのよー!



このあたり一体が

グリーンタフ地帯で、


(実はわたしもこんなにグリーンタフだらけの川は初めて見たの。)


丹沢山系から流れるこの川は、



ほんとうに綺麗な、

グリーンなんだね。





まさにここは、


『グリーンタフ地域』




 火山灰が堆積してできた岩石を凝灰岩といい、緑色のものは緑色凝灰岩(グリーンタフ/green tuff)と呼ばれます。

 特に、日本海が開いて日本列島の原型が形成された時代(新第三紀中新世)には、開きつつあった日本海の海底と海岸付近で活発な火山活動がありました。この時の海底火山活動によってできた凝灰岩はしばしば緑色をしていることが特徴で、グリーンタフをこの地層の代名詞的に用いることもあります。


グリーンタフ地域を

グリーンタフベルトとも呼びます。


ダカラナンナンダ?

と思いながらも

そんなこんなで、


花見友達とのショートトリップは

次なる地へ向かうのです。