中伊豆研修の二日目のお話です。


大室山(伊豆の)の目の前の

宿泊施設の

窓からは、




野焼きが終わったばかりの

大室山!


さてさて

中伊豆ジオ研修にて、


『滑沢渓谷』へ向かいます。



ジオガイドさんと

待ち合わせ。



ここは

伊豆半島のど真ん中。



二つの火山の噴火によって

形成された『滑沢』なるものに

ご案内してくださるのだとか。


いきなり

なのですが、



流れた溶岩流の下には

何があったの?



溶岩流の下の地層は、

クリンカー溶岩流の上を

新たな溶岩流が流れた、という説と


始めにスコリア噴火があり、

そのあと溶岩流が流れた、

二つの説があるそうです。


何万年も前の噴火なので、

未だに解明されていないのは当然ですね。


しばらく歩いて行くと、



リスのテーブル!

クルミの実が綺麗に二つに割られていた。



ここは、

あの、

狩野川の源流なのだそう。



『滑沢渓谷』の看板あり。



『伊豆の踊り子』は

ここを通ったそうだよ。


下田街道

と呼ぶらしい。


三島と下田を結ぶ

『天城越え〜♪』

の古道なのです。




狩野川

下流方向。



狩野川

上流方向。



途中に、

やはり

ワサビ田。



ここから

狩野川のさらに源流に向かいます。







『滑沢ブルー』だって!







で、


いよいよ

『龍姿の滝』❣️



おおお、

この

左から来る亀の頭みたいのが、


龍の頭なんだって!


そこから

ぐるりととぐろを巻く

龍の姿?


その

鱗に見えるのが、



柱状節理〜!

お前もか!




帰り道沿いには、

いきなりの

ワサビの棚田。




椿の花が落ちてた。



帰る道の間から、

見える

龍姿の滝は、



わかりづらいけど、

龍がとぐろを巻いてる様子が

見て取れました。



最後に

『山神社』



こちらは

天領だったので、

勝手に木を切ることは許されなかったのだと。


それでも、

木を切って稼ぐ山仕事の方達にとっては

木は大切な財産だったようで。



ヒメシャラの木は、

石を抱いていて、



ムササビの巣穴もありました。



『天城越え道の駅』にて

ガイドさんとお別れしますが


こちらの地図の色分けの意味を

教えてくださった。



『今日ご案内のは、すべてが“海底火山”なんです。』


そういえば

こちらにくると

『海底火山』

『陸上火山』

という区別を耳にしたのね。


この図では

赤色が、陸上火山。

青色が、海底火山。


単純に言うと


伊豆半島は

南ほど古く

北ほど新しい。

そして、

西ほど古く、

東ほど新しい。


そんなふうに見ると

これまた面白いのです。



深い深い海の中で

噴火した

海底火山が作った地形、

それが隆起した(龍起)場所(龍姿の滝)


この日も

堪能させていただきました。


ジオガイドツアーが終わり、


ランチタイムです。



伊豆名物の、

とろろ蕎麦!



わさびお稲荷つき。


またしても

狩野川の下流の



城山に見送られて、



富士山麓に帰ります。



さよなら、

またお会いいたしましょう。