早いもので

あれから13年…


この日

海のエネルギーを感じたいという友人と

3人で

海へ…。


2011年からずっと

『なにか自分にできることを、』

と思い

6年にわたって『大地讃頌』の合唱を

新倉浅間神社の塩釜社に奉納して続けて来た

ソノちゃんは

今朝も新倉浅間神社にお参りに行ったそうで、

13年間、この日のお参りを続けていることに感服いたします。



2017年のこの日の記事です。




朝8時半に山中湖の某所で待ち合わせ。

おしゃべりをしながら

海に向かう。


毎年同じ話をしてしまう。

『あの時、どこで何をしていた?』


チハールは東京にいて、

ソノちゃんとわたしは富士吉田にいた。


まだ三人ともその時は

知り合ってはいない。


だけど、

それぞれがそれぞれ

『かつて無い経験をした』

それは

日本中が誰でも、

かも知れない。


共通するのは…


『あの日をけして忘れない』



2024年のこの日は、


伊豆下田。



迎えてくれたのは、

下田富士。


目的の白浜には.



目にも鮮やかな、

『オオキバナカタバミ』

南アフリカ原産の外来種だけど、

この地にあっているらしい。


あちこちで目に飛び込んで来たけど、

いついつまでもこの地で咲いていいよ、と

思わず呟いてしまうほどの艶やかさ。


さて、


海だ!海だ!


碧い青い水平線の向こうに、

ふたりの友人は

裸足になって

どんどんいってしまう。




アーシング!



サンドベージュの砂浜に押し寄せる水の

透明なこと!




満潮時は海の中であっただろう

火山由来の岩石の露出。





それにしてもなんて見事な

サンドベージュの砂浜なんだろう。



時が経つのも忘れてしまいそう。



誰もいない砂浜に

わたしたちだけが

足跡をつけて、



時間を忘れてしまいそう。




利島は

海上のピラミッド。


いつもこちらを見ていてくれる。



さて

そろそろ

ランチの時間。


移動します。



ほど近いところにある

『やまや』さん。



お決まりの

海鮮丼。



そこから、

前回はスルーしてしまった

『白濱神社』に

この日はお詣りいたします。



祭神は、

伊古奈比咩命

(イコナヒメノミコト)

三嶋大神の最愛の女神が祀られています。


わたしの一番大好きな女神さま。



ビャクシンの御神木。




こちらは大昔に枯れてしまったけど、

白龍と伝えられるビャクシンの老木。




拝殿。




まずはお詣り。




御神域に行く傍らには

見目神社。



さらに

登っていきます。



ここからは、

御神域




なんど訪れても、

素晴らしい空気感。



むせかえるような

大地のエネルギー。



そして、

背後の

海に向かうさらなる御神域に。



(バックに大島!)



青い空、

紺碧の海、

紅い鳥居、

サンドベージュの砂浜…


この

コントラスト!







大島、



利島、


古の人々は

島焼(しまやけ=火山噴火)を

神の怒りと捉えて、

それを鎮めるために祈りながら

畏敬の念をもって眺めた。


そうして

祭祀を行った。



それが

この

『伊豆最古の神社(かみやしろ)』



サクサクと

白砂を踏み締めて歩くと、



ハマダイコンの花が咲いていた。


こちらをあとにして

一路

帰路に向かいます。


14:46を

わたしたちは

どこで迎えることになるのだろう?



すると、


『月ヶ瀬道の駅』っていうのがあるよ!』


初めて立ち寄る場所。


こちらで

一分間の黙祷に

間に合った。





その後

狩野川の眺めを見ながら

お決まりの

ご当地ソフトクリームを頂いて、



2024年の鎮魂の旅は

それなりに終わる。



城山に見守られ、




富士山に迎えられ、


車を置いてきた

山中湖では、



花粉光環か?



海や

津波や


山や

火山噴火や


大地や

地震や


鼓動する地球とともに、

わたしたちはこれかも

生きていく。


たくさんの恩恵とともに。



あれから

13年。