この日

悪友から電話あり。


『寄の蝋梅(ロウバイ)が今満開なんだって、行かない?』


ゲゲゲ…


相模國の松田町の

寄のロウバイまつりは、

わずか十日前に行ったばかりだけど、


『行ったから行かない!』

とは

わたしは言わなかった。


なぜなら

相変わらず雪に閉ざされていうこの地方に暮らしていれば

なんどでも

なんどでも

お花見の機会があれば毎日でも出かけたい〜❣️


なので

1月29日に花見会で訪れた

『寄のロウバイまつり』

この日も出かけて行くことに…。


しかし

前回も前々回も

よることが出来なかった

『寄(ヤドリギ)』の名を持つ

とある神社さんに

悪友はよってくれたのね。


『寄神社』



『寄神社』は

新しい名前であるらしい。



大きな杉の

御神木あり。



かつては、

『弥勒寺』


そうして現在では


『弥勒神社』とも呼ぶらしい。



不思議な名前です。

なぜなら、



弥勒菩薩=マイトレーヤ

インドの神さまにて、



それが

日本の神さまと習合するとは?


『 寄神社(やどりきじんじゃ)は、神仏混交の寺社で、かつては弥勒寺と呼ばれた禅刹。

 1192年(建久3年)8月9日、源頼朝は相模国の神社仏閣27ヶ所に妻北条政子の安産祈願のため、弥勒寺に神馬を奉納している。

 江戸時代には弥勒堂と呼ばれ、総鎮守の格式を誇っていた。

 明治の神仏分離により弥勒神社と改称。

 その後、寄村内各社の祭神を合祀し、文字通りの総鎮守となった。

 3月の例祭に行われる「祭囃子」(まつりばやし)は、松田町の無形文化財に指定されている。』




というわけなのです。



今では246号線(大山街道)を北にそれて

クネクネと丹沢方向に登ること数十分、

山間に突如現れる『寄』の集落に

平安時代より伝わる神仏習合のお社に

なぜ?源頼朝が政子の安産祈願?


寺でもあり神社でもあり、

おそらく明治四年の神仏分離線により

むりかり『寄神社』と名を変えたのか?


現在の祭神は、


弥勒大神

(みろくのおおかみ)

保食神

(うけもちのかみ)

稲倉魂命

(うかのみたまのみこと)

大山祇命

(おおやまつみのみこと)


などなど、


ズラリと並んでいらっしゃいます。

(このあたりの祠を合祀したことによる)



そうして前回も気になった

イチョウの大木あり。



その根本には、



なんと!




 『北条政子の安産祈願のために植えられたと伝えられ、幹の空洞には、安産の神である「火遠理命」(みこと)と「豊玉姫」(とよためひめ)の双体神が祀られている。』




豊玉姫と彦火火出見尊の

双体道祖神とな???


(2022年に訪れた時も、

この奇妙な合致は書いていました。)





そして

ここから

15分登ったところで、


いよいよ、


見事な2万本の蝋梅(ロウバイ)を

愛でることに!


なんと今年

2回目となります。



あれれ?

なんだか

黄色の花が薄いです。



それは

どうやら、



咲いたばかりの花は

黄色が濃くて、



咲き終わった花は

白っぽくなるかららしいのです。




先日に訪れたより、

地面にはたくさんの花が落ちていました。




それでもね、

満開の花らしく

先日より全体に良い香りが充満していました。



そして!



早咲きの桜🌸?



十日前には

見られなかった風景🌸🌸🌸



メジロが飛び交っていた。


そうなんだよね。


バラ科の花には

メジロが飛び交うけど、


モクセイ目のロウバイには、

メジロは来ないという事も

最近知ったのですね。




茶畑と

蝋梅。



画像を

思い切り貼ってしまいますね。



チョイス出来なくて。



ほんとうに

この香りがお届け出来たらよいのにね。



梅の香りとはまた異なり、



モクセイ目と言われると

納得がいく

スッキリとした香り。



真の瑞まで

堪能させて頂いた。




さて

この後

どこでランチする???


友人の提案は

驚愕すべきものでした。



また?


アソコ???




続きます。