今朝は、

久しぶりに

車のガラス窓に

霜が降りていた。




令和六年

一月三日、


今年の冬はなぜか暖かくて、

『天変地異でも起きるんじゃないの?』

の賜った友人が奇しくもふたり。


わたしは(まさかねえ)笑っていたけど

ほんとうに起きてしまったかも知れないのです。


(石川県能登半島地震と羽田空港の火災)




さてさて、


かっきり12年ぶりに

『甲斐善光寺』に、向かいます。



きっかけは、

昨日たまたまチハールがTVで見たという、

『甲斐善光寺の鳴き龍』の

ニュース。




おおお!

そこなら

なんと12年前の辰年の1月3日

『鳴き龍』詣でに訪れたことあり。


毎年三が日には無料でご開帳が行われているのに


前回の辰年以来とな。



(最新iPhoneの慣れない広角を

楽しくて駆使してしまいます。)




傍らに

面白いお地蔵さん?あり。


そして、

金色堂に向かいます。



おおお!



辰の彫物。



金色堂に祀られている木像。

どなた?





金色堂のその天井には、



『鳴き龍』!!!


なのだけど、


『撮影不可』の看板が

あちこちに点在する。


ええええ?

そうなの?


12年前に訪れた時は

撮影OKだったのになあ。


(これはオーブじゃなくて、iPhoneのゴーストですね、恥ずかしや。)




本日は鳴き龍さんも

撮影不可なので、

ネットで検索しました。




『甲斐善光寺の金色堂の天井に描かれている

鳴き龍』

こちらからお借りしました。





その下で手拍子を打つと

鳴きます!


『甲府市の甲斐善光寺は初詣に訪れた参拝客に寺に伝わる「鳴き龍」を無料で体験してもらっています。


甲斐善光寺の天井画の竜は江戸時代に描かれたもので、絵の下で手をたたくと音が反響することから「鳴き龍」と呼ばれてきました。

寺は、毎年、正月三が日に「鳴き龍」の拝観を無料にしていて、2日、初詣に訪れた参拝客も絵を見上げながら手をたたいて「鳴き龍」の声に耳を澄ませていました。』


せっかく

手拍子して動で撮れるかと思ってたのに

残念でした、

が、


体験は出来ました。


金色堂から見る参道。


ここの御本尊の阿弥陀三尊像は

信州の善光寺に戻された三尊像の前立仏だったそうで。


その本尊は不思議な転移を遂げていて、



なんと!


武田氏が滅亡後、

織田信長、

豊臣秀吉、

徳川家康、

という三人の天下人によって転換され、

豊臣秀吉の夢枕や

徳川家康の夢枕にて

信州善光寺に43年ぶりに戻ったのだそう。


すなわち

天下人にとって

それほど大切な仏さまであったらしい。



興味ある方はこちらをぜひ!




現在、

甲斐善光寺の御本尊は

その最古の阿弥陀三尊像の前立仏だそうです。




ネット検索で出てくるこの画像は、

前立仏の前立仏か?




参拝を終えて

振り返ると、




立派な

御輿の松越しの金色堂。




松越しの薄ら太陽。


駐車場に戻る途中の



まだ柿がなってる!

越しの金色堂。



南天。



サザンカが咲いている。


霜だらけの今朝とは比べ物にならない

穏やかな甲府盆地でした。


初詣でを無事に済ませたと思ったけど、


神社も行く?

とチハール。


そう言えば12年前は

そのあと武田神社に行こうと思ったら

物凄い渋滞で断念した記憶が蘇る。


甲府の方々は

甲斐善光寺→武田神社

が定番ルートであるらしい。


しかも

12年前と同じ

一月三日。

コロナ明けの今年は

さぞかし混んでいるだろうな。



『戻ってからでも良いよね〜』


元旦に初日の出を山中湖から拝したあと

山中湖諏訪神社で初詣でも良いよね、

と言っていたけどタイムアウトだったわたしたちは、


富士山に戻ってからで

初参りしようとのことに。


この日のことは

続編にて。




おまけ。


お寺さんの脇の

あまりにも青々としているので驚いた


ミニ菜園。



富士五湖地方とまったく違う、


うらやましい。