初日の10月7日は、

素晴らしい朝焼けと共に。



初冠雪した

紅富士。



こんな神々しいおやまは



久しぶりだったのです。



この日は

畑三昧でしたが、



畑から眺めた

秋の雲。



素晴らしい龍雲と共に。



そこから

お天気は下り坂。




翌る日の

8日

9日

ともに

雨が降りしきり

三連休を富士五湖地方で過ごされる方々には

あいにくのお天気となりました。


10月9日は

誕生日を迎えた犬友と

ぐるり富士山一周の旅に。


西回りで向かいまして、


今まで

何度行ってもご縁がなかった

『田子の浦漁協』の

漁協食堂に

初めて辿り着けました!



開いている時に初めて来れた!

嬉しい〜。



漁協前の海は、



しらす漁業の聖地だそう。



雨混じりで曇っていたおかげで

しかも三連休の最後の日となって

お客さまは少なかったのが幸い。



こちらでは、

新鮮なお刺身をリーズナブルなお値段でゲットできて、



シラス丼と一緒に

食すことができるのです。



ウミウのつがい?



体が半分沈んでるんだね、

いつも白鳥を見てる友人は

関心していたのね。



なぁるほど。



さてさて、

田子の浦を後にして

わたしたちの住んでいる富士五湖地方に戻るには、


静岡県の県道24号線が早いのです。


24号線は不思議な道。


たくさんの古い民家や神社の前を通るのね。


その中でも、


『十里木』という地名は不思議だ。


そのことに

今までスルーして来たけど、


犬友が

犬たちを遊ばせたい、というので

しめた!と思い

ここに立ち寄ることにしたの。



関所があったり、



『頼朝の井戸』なるものがあるのね。



ここは以前も

何度か立ち寄った。



『頼朝の井戸』の由来あり。




『往時は巨大な巌間から浪々たる湧水が小湖をなしていた。』


鎌倉時代の井戸ではなく、

その後に掘られたものらしい。


その小湖に、頼朝は

朱塗りの椀を沈めて水神を祀ったのだと。



御本陣跡の石碑あり。


富士山の巻き狩りの際に、


足柄峠を越えて


御宿、

御殿場、

須山、

十里木、

富士野(富士宮の上井出)


次々と本陣を移して巻き狩りを行った源頼朝の足跡が

ここにもある。



十里木八幡神社の赤い鳥居。


こちらのことを改めて調べていたら

ステキな写真が出て来ました。



こちらより。

十里木の思い出


この赤い鳥居ではなく、

『十里木街道』沿いの木の鳥居でした。

(今でもあります。)



初めてここを訪れた時に

この鳥居のことを書いていましたね。





鳥居はふたつ、あるのです。



なぜここに

八幡神社?

と思ってたけど、



1663年建立とあるので、

頼朝は直接関係ないらしいけど、

交通の要所でもあったので

のちの世に、ここに八幡宮を置くのは

まんざらでもないかも知れません。




富士山自然誌研究会のスガワラ先生から伝え聞いたお話では、


こちらのブナの巨木が

カシノナガキクイムシシの被害にあったととのことで、

どの木がそうだったのかと気になっておりました。




この木?



この木?



ん?

これは古い?





結局は、

どの木なのか特定できないまま

ここを後にした。


気がついたことがあり。


以前は、

先の戦争の遺物と思われる砲弾が階段の途中にあったのだけど、



(画像はお借りしました)


この日は無くなっていました。


何が起きたんだろう?




さて、

山中湖に戻ってくると、


犬友が探してくれた

『マスタケ』が生えていたミズナラの立ち枯れ木に

案内してもらう。



素晴らしい❗️



マスタケは

若いうちは食べることが出来る。


いつぞやは

フライにしたら

鶏のササミに似て美味でした。


それが忘れられずに、

今回は頂くことにした。


フライか天ぷらでないと向いていないと思い込んでいたけど、


初めて

薄切りにして

バターソテーにしてみたよ。



うわー!


美味でござる〜❣️



田子の浦の漁港で買った

鯵の刺身、


富士宮のJAショップで買った茹で落花生、


そうして、

山中湖で採ったマスタケとわが家の紫玉ねぎのソテー。


いずれも

『富士山の恵み』

と言っても過言ではない

今日の食卓でした。