夏至です。

一年で一番長い日…

いえいえ
正確に言えば
昼が一番長い日。

富士山の“須走口”に向かいます。

想定内の、
雨…

なぜ、
夏至の日は雨が多いのだろう。

2004年、夏至の日、

2000人規模で
富士山の朝霧で行われた
W.P.P.D(世界平和と祈りの日)も 
まるで台風のような嵐だった。

そのときの事務局の
海老原よしえさんは
今年の2月4日に亡くなったのだけど、
今日は何故だか
彼女の遺したCDを聴きながら
車を走らせます。

『富士のいのり』に
参加するために。


よしえさんも
空から参加されているのだろうな…


不思議なのだけど、
世界のネイティブたちは
常に『夏至』を聖なる日と捉えている。


この時(2004年)も
ネイティブ・アメリカンの
ダコタ族、“チーフ アーポル ルッキングホース”
という方が呼びかけて
2000人もの人達が
あの嵐の朝霧に集まったのです。

W.P.P.Dをご存知ない方は、こちらをどうぞ!)


あれから15年を経て

本日、夏至の日に、

今度は
同じ富士山の今度は東側
『須走口五合目』の小富士にて
ネイティブの長老(エルダー)たちによる

“フェニックス ・セレモニー”
執り行われるというのです。

それにしても、
いつも、なぜ
富士山なんだ???

15年前も
この日も

夏至の日は
富士山…。

世界の先住民族のエルダーたちが
ここ、富士山を夏至の日の祈りに選ぶ理由はなんなのか?

そして
なぜ?
わたしはそこへ行くの?


この場所は
富士山の側火山であることから
そこだけ雪を被った姿が
冬の間の目印となっています。



晩秋の小富士。




夏の小富士。

(以上3点の画像はお借りしました)

移住してわりあいすぐに
ここへは何度か行きました。

“まぼろしの滝”を見に行ったこともある。

秋はきのこ採りに何シーズンか行きました。

だけど、
ここ数年はご無沙汰だった。


だけと、
その拠点となる
“道の駅すばしり”は別です。

ドッグランもあり、
静岡方面へ行く時は
よく寄る場所でもあります。

この日は
神津島や、鞍馬寺のウエサク 満月に行ったメンバー
Rちゃんとくみちゃんと
ここで10時に待ち合わせ。

『富士のいのり』は
11時スタートですので。




少々早く到着したので、
道の駅すばしりの中で時間を潰します。


そう、
ここは富士山の東斜面にあるので、
森林限界がかなり上の方にあるため
緑の樹林帯の中を登山する
という、ステキな登山道なのですね。



それでも
もちろん歴史があります。

『高貴な人は須走から登る』
と言い伝えられているのはなぜなのだろう。

道の駅なので
お野菜とか色々なものが売られているのだけど、

なんと!!!


あろうかな〜〜
アローカナの卵(^。^)


ここで、だめ押しの
ホピの予言にある
『ミステリー エッグの孵化』って
どおいうこと???


そうでした!

つい、忘れそうになったわたし。

そうそう
道の駅で
ロイ氏に遭遇しました。

ホピの長老と言われている
ロイ氏。

今回は、重要な役割をされるようなのです。

ミステリー エッグの謎は解けるのだろうか、
孵化は無事に終わり
ポータルは開くのだろうか?



道の駅で、
わたしは無事にお仲間のおふたりと合流して、
そこから登山道を車で20分ほど登ります。



あたりは霧に包まれています。

五合目のパーキングから
登山道を登り始めます。

ここで、
おふたりが、
お弁当を買いたいと言い出して…

菊屋さんという山小屋に入ると、
こちらでも
ロイ氏に遭遇…



おにぎり弁当を頼んでから
しばらく待つことになりました。

すると、

テポロハウ長老が登場!!!


(画像はこちらからお借りしました)


あの、お優しい笑顔!!!

わたしは思わず、
『覚えていらっしゃいますか?お久しぶりです!富士山にようこそ!』とお挨拶しました。

わたしの熱気につられてかも知れませんが、
ポロハウ長老は
満面の笑顔でハグしてくださった!

6年ぶりでございます。

一介のスタッフだったわたしを
覚えているはずは無いのだけど
そのハグは暖かかったです。

長老たちは、こちらで
食事をされてから
小富士へ向かうようです。

だけど、
もう11時を過ぎています。

小富士では
セレモニーはもう始まっているのだろうか?

どうなっているんでしょう。


ここからは
樹林帯を通って
小富士へ向かうのですが
20分ほどかかります。


雨に濡れそぼる五合目の森の
素晴らしいこと!





全てのいのちが
嬉しい、
嬉しい!
と呟いているようです。


ようやく
小富士に到着しました!!!







幻想的な風景の中

もう、数十人?百人ほどが
小富士の石祠を囲んでいます。






ごめんなさい、
明日は仕事で朝早いので
今日はここまでです。

続きはまた明日!