画像の整理をしています。

平成の日のあとわずか、という
宇宙湖(山中湖)の春の大地の様子を
ぜひ残したく
今更ですが、
ブログにあげておこうと思い立ちました。

画像は全て
4月28日のものです。

…………………


GWの初日
標高1000mの、山中湖の湖畔、



ここでは、
まだ、ミツバツツジも蕾です。


紫華鬘(ムラサキケマン)

若葉が顔を覗かせたばかりの
まだ明るい森の林床には、
春一番の花が咲き始めた。



カキドオシ


タチツボスミレとユキザサ


ユキザサは、まだ蕾。


コゴミは山菜名。丸まっているその姿から名付けられた。


クルクルが伸びてしまうと、
クサソテツと呼ばれる。
毎年楽しみな山菜だ。



山延胡索(ヤマエンゴサク)






セントウソウ



連福草(レンプクソウ)
地味だけど、おめでたい名を持つ。



黄華鬘(キケマン)



延齢草(エンレイソウ)



鳥兜(トリカブト)
これから紫色の美しい花を咲かせます。
殺人事件とかで有名なのだけど。


三百年前の宝永大噴火で
富士山から飛んで来たスコリア(火山礫)で埋め尽くされたこの湖畔の大地は
富士五湖の奥座敷とも言えるほど、
本来の植生が残っている土地。

いついつまでも
残って欲しい風景なのです。

湖畔の桜も
やっと咲き始めた。



カツラの芽吹き。


この日は、


コゴミと
ユキザサを大地から少し頂いた。



友人宅で、
おしゃべりをしながら頂いた。


口の中に
春の香りが広かった。


年に一度の
口福の時間…

巡り巡る季節に感謝です。