“再び Mを探して”
の話も
いよいよ、佳境に入って来ました。

大きな目的のひとつであった
『黒曜石拾いツアー!』
いよいよスタートです。



『神の湯のお湯も、黒曜石を通ってくるんだよ』

そうなの?

だから、縄の龍さんが
黒龍さんになっちゃうのかしら?

『この山が、黒曜石の山だからね。』

信州のこの辺りは
黒曜石の産地として有名な和田峠や
星糞峠などが点在する。

神ノ湯の住所も
『星ヶ丘』

星は、黒曜石のことらしい。

八ヶ岳の西麓の縄文遺跡からは
黒曜石の加工品がザクザク出土するんだった。


黒曜石拾いツアーは、5月15日のミナシロの宴の時
ひと抱えの黒曜石をお土産に持ってきてくれた
トラ&ちひろが
今度連れてくよー!と
提案してくれたツアーだ。

秘密の場所に行けば
ザクザクあるのだ、と。


なんどかこの辺りで黒曜石拾いにチャレンジしているわたしは
ワクワクが止まらない。

和田峠周辺の黒曜石は
ほとんど、観光客に拾い尽くされてしまって
わたしが拾えたのは、三つくらいだったのだから。



ところが…

アクシデント。

秘密の場所に行くのには
車道が通行止めになっているんだと!

そうなの〜〜??

一瞬、今回は諦めるか、
そう思った時
神ノ湯の亭主が
『あそこから山登りをすれば辿り着けるよ』
アドバイスをくれた。

かなり歩くよね〜〜

トラは浮かない顔。

わたしたちは
行く気満々で…


よし、行こう!!!


ではでは
山登りとなりまして…




車山は
巨石ゴロゴロの
アヤシイ山である。

車山ってさ
車輪のことを思うでしょ?
だけど、車輪が無かった時代
なんのことだ思う?車って…

ちひろが話しかける。

????

渦巻きのことなんだよね。
ボルテックス!

そうなの〜?

卍ってさ
スワスティカって言うじゃない?
わたし、諏訪って
スワスティカから来てるんだと思ってたよ!


そうだよ、
ちひろ。

わあお!

わたしたちがいる
この真上に
エネルギーなボルテックスが巻いているのかも…

そう考えると
元気が出てくるね。



かなり歩いたと思う。
おしゃべりしながらだったので
どのくらい経ったかは記憶にないけど

わあお!

一面
黒曜石のポイントに出た!



表面にあるもので
大きいものだけ拾い始めて…


ところが


川だ!
川だ!
黒曜石の川


キノコと黒曜石のコラボは
珍しいね!



ここは
川のように
黒曜石が流れている場所だ!

そもそも
黒曜石とは
流紋岩の火山が噴火して
溶岩が急激に冷やされて
ガラス質になったもの。


キラッキラ!

夢中で拾う…


たちまち
袋いっぱいになる。


『透明なのがいいよ』

そうなの?

トラとちひろは
いつも来れるためか
あまり拾ってない。

わたしたち4名は
夢中になって拾ってる。

1時間たったかな。

ハロちゃんとリリーちゃんが

『薄くて長いのがいいよ、いいことがあるよ』
という。
薄くて長いの?

そういえば、トラが拾ったのを見せてもらったら
トンガっている大きいものばかり拾ってた。

なんで?
と聞いたら
尖ってるほうが、エネルギーが集まるんだよねえ
とかなんとか、

それでかな?
と思ったら
ハロちゃん
いい音がするんだよねえ、という。


わたしはいろんなのを拾っちゃった。
どなたかのお土産になるだろう、と。
漠然と考えていたのだけど。


結構夢中になったので
時間オーバーだ。

午後は、八ヶ岳のやっくんと合流するし、
そう、
守屋山に登ろうと考えていたんだけど、
時間的にも、もう無理かしら…


1時間ほどで
わたしはポリ袋三袋を拾った。

重い…

ディパックに入れて
来た道を戻る。


縄文時代は、物々交換だったから
このひとかけらで
お魚一匹くらいだよ〜!
そんなことを話しながら…


さて
この日の午後のお話は
また次の記事で書くとして



あくるあくる日に
黒曜石を洗う。


家にある
十勝石とご対面させる。



欲張って
拾いすぎ?

いやいや、

次の日に控えている
16名のツアーの方々に
差し上げよう!

選りすぐってね。




透明なもの


尖ったもの。


北海道の十勝石と
車山の黒曜石が
富士山で出会う

この素晴らしき、
出会い。

エネルギー!!!




ほんとに
いい音がするの。
これを風鈴にしようかな?
と、思ってたら…

アーチストのハロちゃんから
とんでもない、画像が届いた!


わあお〜〜!

こちらは、神社に奉納するみたいです。

欲しい〜〜❣️


さて
黒曜石つながりで、

9月29日に起きたお話を
次はやっと書けます。

0926のお話は
ラスト一回!
あるんだけどね。