西暦のカレンダーをめくる

2月1日。


なんとこの日は

天赦日、
一粒万倍日、
甲子(きのえね)すなわち干支の60日のはじまり、
『始まりよし○』

昨日の
『スーパーブルーブラッドムーン』に引き続き
なんとまた、めでたいことが重なるのでしょうか。

この日のことは
けして、偶然ではない。

さあ、
何から書いて良いか?
わからない…

まだまだ
公にできないことも多いので。

だけど、これはわたしの日記なのだから
リアルに存在する人々の妨げにならないように留意しつつ
書けることだけ、書いていこう。

わたしが15年前からお世話になっている
とある富士山自然体験のNPOに
とある東京の学校さんから
『富士山で農業体験が出来ないか』
とのオファーが来た。

都会の人たちのための『農業体験プログラム』
は、すでに長野県などで確立されているけど
わが富士山麓
しかも北麓地方というのは
溶岩や火山灰の大地で
昔から田んぼも畑も難しく
先人たちが苦労した土地柄らしい。

だけど
ひとつ、思い当たった。

この痩せた土地で、ひたすら有機農法に取り組んでいる
『O農園さん』

今日は、そのNPOの事務局のT夫妻と
『O農園さん』さんを
そちらの『農道塾』の塾生であった
ソラの家のSちゃんを介して
初めての顔合わせをする日。

これも、不思議なんだけど
三者の予定がズバリ合ったのが

『天赦日
一粒万倍日
甲子
始まりよし○』
の今日であったのです。


まったく
『すべては上手くいっています。』

雪やコンコン
は、
想定外であったけど
降り積もる雪景色を見ながらの初顔合わせは
すべて、上手くいったと思う。


O農園さんは
『ただの種芋植えや収穫なら、やりたくない。
こんなのはどうだろう』
と提案してくださったのは
『種取りをして、次の年に種まきをする』
という、循環型の農業体験だった。

そして
『完全無農薬、有機農法』にご自分がたどり着いたのは
甘く、美味しい野菜を作りたかったからなのだそうで
ただ、安全な野菜を作りたかったのとは違うということ。

なにしろ、全然味が違う!
それは食べてみればわかる‼︎
生のまま、皮ごと食べる、
という野菜との向き合い方。

そうして
そちらの畑のあり方は
ここはトウモロコシ
ここはキャベツ
というように世間の畑からは程遠い

百種類ほどの野菜を混在して植えるのだと‼︎

『森にしたいんだよね』

わかります‼︎


わたしたちが森でよくする話。

森と林の違い…。

林は、一種類の木を同時に植えて
成長するので高さが同じ、
人が生やした『はやし』

森は違う。

種が落ちて
あるいは鳥が運んで
たくさんの種類の木が混在している。
それが『もり』

うーん

この方とは話が合いそうだ。

オモシロイ…


学校さんの農業体験は
来年からになるけど
なんだか、素晴らしい体験活動が提供できそうだ。

『野菜の顔を見てほしい』
という、
O農園さんの『野菜の顔』という表現は
わかる!わかる!
わたしは妙に納得したのだ。


今日の一粒は
ほんとうに、万倍になるわ。

『はじまり良し ○』


帰る頃には
すっかりと、白銀の世界。

それも、また良し。

春になるのが楽しみでもある。

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(画像はお借りしました)