最近不眠気味で全然眠れないので

「ここはいっちょ不眠について調べたるか」

と思って深夜にパソコンを立ち上げたところ


「温めたミルクを飲む」


のが良いと分かったのですが冷蔵庫に牛乳は無く


しかし、さらに調べていくと


「一人Hをすると眠くなる」


という情報をゲットし、同じミルク関連でも全然こっちの方が得意分野だわと思い


一人Hすることにしたんですね。


ただ、最近引っ越ししたときにかなり大胆にエロ関連書籍を処分しまして


僕の持ってた量のエロ関連書籍をもってすれば、大宅文庫ならぬ水野文庫が開けるんじゃないかって量だったんですけど


今回の引っ越しは「必要最低限のモノしかない部屋に住む」という目的がありましたので泣く泣くエロ断捨離を決行したのですが、


もちろん断捨離を行っている途中に「これはブックオフに渡す前に、記念に一度抜いておこう」


ということになり、別れを惜しんで泣きながら、下半身も泣いている状態だったのですが、


そんなこんなで自宅にエロ書籍がほとんどありませんでした。


しかし、男性のみなさんなら一度は経験したことがおありだと思うのですが


一度「抜く」と決めたときの男のスイッチの入りようというのは、昔の玩具でたとえるなら「チクタクバンバン」みたいなものであり


僕たちにできることと言えば、ひたすらチンポが行きたい道を整備していくことしかできず、


「エロはいねぇがぁ!」とナマハゲのような形相で引っ越しのダンボールをひっくり返していたところ


古いパソコンが出てきたんです。


引っ越しのときに捨てようと思ったのですがデータを消去する方法が分からず持ってきていたんですね。


それで、僕のパソコンの中身って、200Gの容量のうち180Gくらいエロが占めてるじゃないですか。


チャラい男が「オレ、女100人食った」って言うところを


僕の場合


「オレのパソコン、女が180ギガ食ってる」じゃないですか。


というわけで


「こいつがいたか!」


と膝を叩いて早速パソコンを立ち上げたんですね。


そしたらもう、何年も会ってなかった女たちがね、普通だったら「他の場所に女作ってた男が今更何をノコノコ戻ってきたんだ?」なんて憎まれ口の一つも言うところを、彼女は、ちゃんと待っていてくれたんですよ。


そこで僕も


「ひとみ!」


と叫びながら彼女と抱き合うことになりました。


いや、ここで「小林ひとみ!」ってフルネームで呼ぶのはおかしいからね。


というわけで「ひとみ、ちょっと待っててね」と言ってテッシュの小箱を持ってくると同時にズボンを下ろし、一番お気に入りのロマンポルノを再生しようとしたのですが


こんな言葉がパソコン画面に出てきたんです。




「ID認証してください」




それでIDを入れようとしたんですけど、寸でのところでキーボードを叩く手を止めました。


というのも、この古いパソコンはずっと使ってなかったのでウィルス対策ソフトの期限が切れてたことに気づいたんですよ。


それでもしこのID認証とかしてるときにウィルスに感染したら今後エロが一切再生できなくなるじゃないですか。

つまり、先日、つい勢いやってしまったエロ断捨離(正直に告白すれば、あの行動はここ10年間で僕が犯した最大のミスでした)の二の舞になる危険性があったので、ウィルス対策ソフトを更新したんです。



一回抜くために7000円払うって、風俗行ける値段ですよ。



それを、何のためらいもなく、何の惜しみもなくポーン!と払えてしまう、これがエロ動画界における「旦那」の遊び方と言えましょう。



こうして満を持してロマンポルノの再生に踏み切ろうとIDを入力したところ、次のメッセージが出ました。





「IDが間違っています」





え―――。



僕は下半身丸出しのまま、パソコンの前で凍り付きました。


このロマンポルノ映画を購入したのはマイナーなサイトだったので、IDが分からなくなっていたのです。


しかし、先ほども言いましたが、一度「抜く」と決めた男は決して止まることができません。


こうして、僕と「ID認証」との戦いの火ぶたが切って落とされたのでした。




mizunokeiya

mizuno_keiya

mizuno-keiya

mizunokeiya1126

mizunokeiya1976

mizunokeiya19761126

mizunonno

mizunonno1126

mizunonno1976

mizunonno19761126

mizunonno2.0

mizunonno3.0……




敵組織の奥深くに忍び込んだFBIが1分後に発射される核ミサイルを止めようとしてんのかっていうくらいパソコンの前でありとあらゆる可能性のIDを入れ続けました。


しかし、結論を言えば、やはり僕は「エロフェッショナル」でした。


ひたすらIDを入れていった結果――ついに辿り着いたのです。



僕のIDは




mizunokeiya5.0



でした。


このアドレスは


docomo2.0という言葉が流行った当時に



「よし、俺も今後はどんどんバージョンアップしていこう」


と考えて


mizunokeiya2.0 → mizunokeiya3.0 → mizunokeiya4.0



という感じで、僕がパワーアップしたと感じるたびに、数字を増やしていったのです。


そしてこのロマンポルノを買ったとき、水野敬也は5.0つまり5段階目までパワーアップしていたのでした。


ただ、ロマンポルノを再生したときには、完全に眠気は吹き飛んでおり


しかも僕は「ロマンポルノを絶対に早送りしてはならない」というエロフェッショナルの流儀があるので(濡れ場に対する興奮度が全然違ってくるんでね)


この日の徹夜は確定しており、


僕は、あのときから今日の今日まで



mizunokeiya1.0から一切進化してない



ことを気づかされたのでした。









■ 自己啓発リアル脱出ゲーム、始まります!


TBSで連続ドラマも放映中!話題の「リアル脱出ゲーム」のSCRAPと共同開発で脱出ゲームを作りました。

僕は昔から「学べるテーマパーク」を作りたいと考えていて試行錯誤しているのですが、今回、SCRAPのみなさんとお話しているうちに、

「脱出ゲームと自己啓発は実は相性がすごく良いのではないか」という話になり、共同開発させていただくことになりました。


コンセプトは「アトラクションで遊んだあとの現実がアトラクションになる」


自分で言うのも何ですが、今までにない、新しくて面白いゲームが出来あがりつつあります!


……と、これだけ告知しておいて大変申し訳ないのですが、6月のチケットがほぼ完売になっているそうでして(;_:)

僕としてもチケットが買えるようになってから告知した方がいいのかなと思ったのですが、

SCRAPだけ告知して僕が告知してないのも変な感じなので今日告知してしまいますが

SCRAPのリアル脱出ゲームのチケットは毎月「最初の土曜日」に、次の月のチケットを販売するシステムになっていますので、また来月の最初の土曜日に改めて告知させていただきます(そのときであればチケットに余裕が出ていると思います)。


~ 本当に今の日常から脱出したい人のためのリアル脱出ゲーム ~

「うだつのあがらない勇者からの脱出」

http://realdgame.jp/event/udatsu.html




もしリアル脱出ゲームをまだ体験されてない方は、「アジトオブスクラップ」では



「時空研究所からの脱出」http://realdgame.jp/ajito/shinjuku/event/jikuu.html


「ある牢獄からの脱出」http://realdgame.jp/ajito/shinjuku/event/rougoku.html



が体験できますので、予習もかねてぜひぜひこの機会にお越しください!