最近なかなかブログ更新できてないですけど、
その理由は、ひとえに生活が地味すぎるからなんですよね。
朝起きて、飯食って文章書いて飯食って文章書いて寝る、の繰り返しで、これ「文章を書いて」の部分「土を掘って」に変えたらほぼセミの幼虫ですよ。
いや、まだセミの幼虫はいいですよ。このあと成虫になれますからね。「俺いつか空に羽ばたけるぜ」っていう希望があるから地面の中でじっと耐えられるわけです。
僕、もう成虫ですからね。
この生活、あと50年続きますからね。
そう考えたらいよいよ悲しくなってきたので、思い切って車の運転始めてみました。
今まで怖くて乗れなかったんですけど、今の僕に必要なのは「羽ばたき」なんじゃないかと思いましてね。
ただ、みなさんもご存じのとおり、水野はマニュアル人間じゃないですか。
大学時代に一度だけ北海道にスノボをしに行ったことがありますが、飛行機の中ではしゃぐサークルの仲間たちを尻目に
「スノーボード教室」「絶対うまくなるスノーボード」「初心者に見えない!スノーボードの滑り方」を読み耽ってましたから。
それで車の運転を始めるにあたってマニュアルを読み漁り、その中で「これだ!」と見つけたのが↓の本でした。
「女性のための運転術」徳大寺有恒著
↓徳大寺さんはこんな感じの人です
この本は本当に素晴らしく、誰もが悩む交差点での右折や縦列駐車やなどがすごく分かりやすく説明されていました。
その中でも僕が感動したのが
「運転席と車の左前との距離感を学ぶためにダンボール箱を空き地に置いて車をぶつけてみる」
という方法であり、早速車にダンボール箱を積んでお台場に行き、
広い駐車場にダンボール箱を置いてそっと車をぶつけていたところ警備員が来て
「駐車場に不審者がいると通報があった」
と言われました。
そこで僕は
「いえ、ダンボールに車ぶつけて運転席と車の距離感確かめてただけなんです」
って言ったところ
「意味が分からない」
と言われ
「こいつ、いよいよ不審者だ」
という顔をされたのでこれはマズいと思い
ちょうど車の中に徳大寺さんの本あったんでそのページを見せて説明し、
確かにこの人、不審者顔ですよね
僕自身、今、彼の教えにかなりの不信感を抱いてますし
と言ったらウケまして
「見なかったことにするから、あと30分くらいなら練習してっていいよ」
と言ってもらえました。
それで、ダンボールにぶつける練習のみならず
「助手席に片手を回してバックする、あのモテるやつ」も死ぬほど練習して帰りました。
ただ、お台場から帰るときに乗った首都高とか超怖くて
部屋に戻ってパソコン打ち出したとき妙に安心してる自分がいて
「やっぱり土の中が一番だなぁ」と再確認した一日となりました。
そんな生活の中で生まれた本が本日発売です。
パラパラ漫画「振り子」などでおなじみ鉄拳さんとのコラボ作品です。
この本は
「どうして夢を持つと苦しいんだろう」
をテーマにしています。
夢は確かに素晴らしいものですが、夢を持つことで「失敗」や「挫折」が生まれ、つらい思いをすることになります。そんな思いをしてまで夢を持つべきなのだろうか、人は夢とどう向き合っていけばいいのだろうか、ということについてずっと考えて出した結論を一つの本にまとめました。ぜひ、よろしくお願いします!
それでも僕は夢を見る
そしてこちらも!
決定版 女性のための運転術 徳大寺有恒著
内容はマジで名著なんで!笑