世界陸上を見てて思うのは、
やっぱりどうしてもこれに引っ掛かっちゃうんですよね。
ボルトが優勝したとき観客席では大歓声が上がっていましたが、
ボルトの三連覇っていうのは、
言うたら、クラスのマドンナ(陸上)が、生まれつき顔の良いだけの性格がどうしようもないやつにヤラれてるみたいな状況じゃないですか。
ボルトが1位でゴールするってのは
クラスのマドンナとセックスした生まれつき顔の良いやつが
「いやあ、昨日バックから突きまくったから腰痛いわぁ」
って自慢しされてるようなものじゃないですか。
観客席は、その自慢に対して
「お前、すげーよ!」
って拍手送ってるわけじゃないですか。
正直、頭おかしいんじゃないかと思いましたよね。
それで、あんまり腹が立ったので、
どうしたらこの「陸上」ってものを変えられるかなと思ってたんですけど、
結論としては、ドーピングを解禁するしかないですね。
そうすれば、今のボルトが勝ってしまうような陸上よりも、遥かに見ごたえのあるものになるでしょう。
まず、ドーピングを解禁することによって、競技は、
副作用との戦いになるでしょうね。
ギリギリまで薬を飲んで、数秒の勝負に賭けるんですけど、最悪、その試合で燃え尽きる人も出て来るでしょう。
ただ、僕もボルトに勝てる可能性が出てくるかもしれない。
――あまりの異端児ゆえに学会を追われたマッドサイエンティスト、クリストファー・レオンが開発した禁断の薬「Z」。
しかし、誰も怖くて飲むことができない。
そこで、ボルトを倒すために僕が――リオデジャネイロで「Z」を飲むんです。
そしたら、太ももとか、2倍くらいになって、
身長も、3mくらいになるのかな。
でも、その状態が保てるのは、20秒だけなんですよ。
だから「Z」を飲んだ僕を妨害するために、みんなフライングするわけです。
でも、僕は立ちません。体力を温存するわけです。
それで、いよいよスタートが切られるんですけど、明らかに僕は一人出遅れるんですね。
いきなり10mくらい差をつけられてるんです。
それで僕はゆっくりと立ち上がり、走り出すんですけど
一歩進むごとに、身長が伸び、歩幅が大きくなるわけです。
それで他の選手をごぼう抜きしてって、
最後は僕とボルトの一騎打ちですよね。
そこで、僕は、走り幅跳びのようにジャンプするんですよ。
普通はそんなことしたら遅くなるんですけど
ただ「Z」を飲んが場合はそっちの方が早くなるんです。
それでジャンプした僕はそのままゴールテープを切って、地面に崩れ落ちます。
足は、あり得ない角度に曲がります。
もう立てません。
僕はすぐに病院に運ばれますが、脳に傷害が残ります。
それくらいの薬なんですよ「Z」ってのは。
でも、僕は自分の体と引き換えに、世界に対して
「人間は、自分の意志と努力で勝利することができる」
ということを証明するのです。
――努力の余地が残されているという意味で、ドーピング可能の陸上の方が「フェア」だと思うんですよね。
少なくとも、オリンピックは、
パラリンピック、オリンピック、ドーピンピックの
3種類あっていいと思います。
もし陸上関係の上層部の人がこのブログを読んでいたらぜひ前向きに検討していただけたらうれしいです。
僕と一緒に、リオデジャネイロで短距離三連覇目指しましょう。
■ 今週木曜日、8月22日の「ハーフタイム」(MXテレビ)11:30~ は水野愛也特集です。
今週のハーフタイムは水野愛也特集です。僕の小学生時代から本を出すまでの出来事にコメントしていきますので、ぜひご覧になってください!