ホスピタリティとは?
相手に対する「おもてなし」や「気遣い」を表すサービス用語
水野ホスピタリ也とは?
「ホスピタリティ」を研究し続け30年。「接客業」から「文筆業」まで幅広くホスピタリティを実践している日本屈指のホスピタリティスト。
水野はなぜホスピタリティを学ぶのか。
水野曰く、
「ホスピタリティを極めた者は、金と女に困らない。困りようがない」
ホスピタリティを極めるということは「相手を喜ばせる」を極めること。それがビジネス会話なら、上司に気に入られて出世したり、お客様に気に入られて売上げを上げられる。恋愛会話であれば、異性を魅了できる。モノづくりになれば人に愛される商品が作れる。また、収入を失ったとしても、気遣いができていれば色んな人に支援してもらえる。飯をおごってもらえる。まさにホスピタリティは人生における「目には見えない、最も必要とされるスキル」なのである。そのことに気づいた水野はホスピタリティを極めることに全人生を費やし、現在はその後遺症で週に一度は精神系のホスピタルに通う病人である。
初めまして。水野ホスピタリ也です。
本日からみなさんに「真のホスピタリティとは何か?」ということを伝えていきたいのですが、皆さんの中で、ホスピタリティという言葉は前から知ってたよ、口に出して使ったことがあるよ、という人は手を挙げてみてください。
――はい、ありがとうございます。
まず、今手を挙げてくれた人に対して私が言いたいのは
「お前、キモいよ」
ということです。
ここでみなさんに知ってもらいたいことは、「ティ」で終わる言葉っていうのは危険なものが多いんですよね。
「シンクロニシティ」とか「セレンディピティ」とか、こういう言葉を平気で使うのはスピリチュアル系・自己啓発系の気持ち悪い人間です。虫で言うならゲジゲジです。逆に、口に出しても問題ない「ティ」の代表は「レモンティ」と「ミルクティ」。あと「クロマティ」ですね。このあたりはクリーンな「ティ」の代表格だと言えるでしょう。
口に出しても問題ないティ 「レモンティ」「ミルクティ」「クロマティ」「マナティ」etc…
口に出すと問題のあるティ 「シンクロニシティ」「セレンディピティ」「パンティ」etc…。
このように、「何が気持ち悪くて、何が気持ち悪くないか」を客観的に判断する力はホスピタリティを向上させるための前提条件となります。それができないと、自分が良かれと思ったことでも相手からしたら「気持ち悪いだけ」ということが起きてしまうからです。
特に、「自分は気持ち悪くない。クリーンな人間である」と思った人こそ要注意。それは、ただ単に、自分の気持ち悪さから目を逸らしているだけかもしれないからです。
「気遣いモンスター」「ホスピタリティの鬼」「HTM(ホスピタリティーチャー水野)」と異名を持つ私とてそれは例外ではありません。みなさんからしたら、私は常にホスピタリティに満ちたキング・オブ・ホスピタリティという印象でしょうが、それは、私が
■ 自分の気持ち悪さを十分に把握しているから
なのです。
たとえば、これは地球上の誰一人として知らない事実ですが、私はパイ毛が濃いです。これは中学時代の頃に、古賀くんから「体毛は一度抜いたら生えてこない」という話を聞いて、(へぇ、そういうものなんだ……)と思った私は試しにパイ毛を抜いてみたところ、数日後衝撃を受けることになりました。
■ 乳首から、もっと濃い毛が生えてきた
のです。
「ひ、ひぃぃ!」
恐怖のあまり動転した私は、思わずそのパイ毛を抜いてしまいました。すると数日後さらに濃いパイ毛が……。この終わりなきパイ毛抜き螺旋階段を登り続けた結果、私の乳首には
■ ハリガネみたいなパイ毛が生えてくるようになった(常に)
のです。しかし、私は、そんな自分のパイ毛が気持ち悪いということを把握していました。だからこそ、私は女性と会う日には必ず鼻毛とパイ毛の処理をワンセットで行ってきました。ぶっちゃけた話、鼻毛切りハサミでパイ毛を切っているのです。だからこそ、今日まで「水野=パイ毛がエスプレッソ」という事実を知る者は誰もいなかったのです。
ただ、私が単にパイ毛をハサミで切るだけなら、ホスピタリティストとして現在の地位を築くことはできなかったでしょう。私が一般人と決定的に違うのは、パイ毛を処理する際、必ず
■ ごめんよ、と言う
のです。
なぜか?
それは、パイ毛の立場に立ってみれば分かることです。
なぜ、パイ毛は濃くなったのか。濃くならざるを得なかったのか。
それは、引き抜かれたパイ毛たちは「このままでは水野さんの大事な部分を守ることができない!」と考え、戦略を練り直し、1回1回の「生え」に対して気合を入れることに決めたのです。つまり、パイ毛の固さは、パイ毛の私に対するホスピタリティなのです。パイ毛とは、私を守らんとする黒執事なのです。しかし、そんな彼らのホスピタリティを、私の、女性に対するホスピタリティが引き抜くことになる。こうして日々行われるホスピタリティの切磋琢磨、ホスピタリティのぶつかり稽古が、私を現在の水野ホスピタリ也へと成長させたのでした。
![$水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba-ホスピタリ也01_06](https://stat.ameba.jp/user_images/20121127/20/mizunokeiya/99/84/j/t02200293_0300040012305836500.jpg?caw=800)
ホスピタリティのぶつかり稽古の様子
![水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba-ホスピタリ也01_07](https://stat.ameba.jp/user_images/20121127/21/mizunokeiya/72/f0/j/o0300040012305908101.jpg?caw=800)
ホスピタリティとホスピタリティのぶつかり合い。
水野も真剣そのものである。
みなさんも、この「ホスピタリティのぶつかり稽古」をぜひ生活に取り入れてみてください。自分の身を守ろうとする剛毛に対しては「黒執事」「小田原城」などの敬称で呼び、処理する際にも「ごめんよ」「今までありがとう」「3日後の21:00、またここで会おうね」と声をかける。それが、一流のホスピタリティストへの第一歩なのです。
まとめ
■「ティ」で終わる言葉には危険なものが多い。
■気持ち悪い言動や行動をしないよう、自分に対して客観的な判断をする。
■「毛の処理」と「毛への感謝」を同時に行う「ホスピタリティのぶつかり稽古」を取り入れる。
※ 「ウケる日記」は来週火曜日更新です。
■おしらせ1
夢をかなえるゾウの続編が来月、発売します!
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.mizunokeiya.com%2Fimg%2Fukeru%2Fbn_zou2.jpg)
夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神
よろしくお願いします。<(_ _)>
■おしらせ2
前回のブログ「死なない男」で登場したアシスタントのJくんがブログを始めました(笑)
ぜひ皆さんで読んで、育ててやってください!
Jくんのブログ
http://ameblo.jp/waraihaeiyou/
水野敬也関連作品
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.mizunokeiya.com%2Fimg%2Fukeru%2Fbn_zou2.jpg)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.mizunokeiya.com%2Fimg%2Fukeru%2Fbn_wanchan.jpg)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.mizunokeiya.com%2Fmlimg%2Fbm_yumezobunko.jpg)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.mizunokeiya.com%2Fimg%2Fukeru%2Fbm_yotsuwa.png)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.mizunokeiya.com%2Fimg%2Fukeru%2Fbn_ukeru.jpg)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.mizunokeiya.com%2Fimg%2Fukeru%2Fbn_bijo.jpg)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.mizunokeiya.com%2Fimg%2Fukeru%2Fbn_ame.jpg)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.mizunokeiya.com%2Fimg%2Fukeru%2Fbn_daikin.jpg)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.mizunokeiya.com%2Fimg%2Fukeru%2Fbn_onkou.jpg)
電子書籍(iOS)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.mizunokeiya.com%2Fimg%2Fbnr_apri.jpg)
相手に対する「おもてなし」や「気遣い」を表すサービス用語
水野ホスピタリ也とは?
「ホスピタリティ」を研究し続け30年。「接客業」から「文筆業」まで幅広くホスピタリティを実践している日本屈指のホスピタリティスト。
水野はなぜホスピタリティを学ぶのか。
水野曰く、
「ホスピタリティを極めた者は、金と女に困らない。困りようがない」
ホスピタリティを極めるということは「相手を喜ばせる」を極めること。それがビジネス会話なら、上司に気に入られて出世したり、お客様に気に入られて売上げを上げられる。恋愛会話であれば、異性を魅了できる。モノづくりになれば人に愛される商品が作れる。また、収入を失ったとしても、気遣いができていれば色んな人に支援してもらえる。飯をおごってもらえる。まさにホスピタリティは人生における「目には見えない、最も必要とされるスキル」なのである。そのことに気づいた水野はホスピタリティを極めることに全人生を費やし、現在はその後遺症で週に一度は精神系のホスピタルに通う病人である。
初めまして。水野ホスピタリ也です。
本日からみなさんに「真のホスピタリティとは何か?」ということを伝えていきたいのですが、皆さんの中で、ホスピタリティという言葉は前から知ってたよ、口に出して使ったことがあるよ、という人は手を挙げてみてください。
――はい、ありがとうございます。
まず、今手を挙げてくれた人に対して私が言いたいのは
「お前、キモいよ」
ということです。
ここでみなさんに知ってもらいたいことは、「ティ」で終わる言葉っていうのは危険なものが多いんですよね。
「シンクロニシティ」とか「セレンディピティ」とか、こういう言葉を平気で使うのはスピリチュアル系・自己啓発系の気持ち悪い人間です。虫で言うならゲジゲジです。逆に、口に出しても問題ない「ティ」の代表は「レモンティ」と「ミルクティ」。あと「クロマティ」ですね。このあたりはクリーンな「ティ」の代表格だと言えるでしょう。
口に出しても問題ないティ 「レモンティ」「ミルクティ」「クロマティ」「マナティ」etc…
口に出すと問題のあるティ 「シンクロニシティ」「セレンディピティ」「パンティ」etc…。
このように、「何が気持ち悪くて、何が気持ち悪くないか」を客観的に判断する力はホスピタリティを向上させるための前提条件となります。それができないと、自分が良かれと思ったことでも相手からしたら「気持ち悪いだけ」ということが起きてしまうからです。
特に、「自分は気持ち悪くない。クリーンな人間である」と思った人こそ要注意。それは、ただ単に、自分の気持ち悪さから目を逸らしているだけかもしれないからです。
「気遣いモンスター」「ホスピタリティの鬼」「HTM(ホスピタリティーチャー水野)」と異名を持つ私とてそれは例外ではありません。みなさんからしたら、私は常にホスピタリティに満ちたキング・オブ・ホスピタリティという印象でしょうが、それは、私が
■ 自分の気持ち悪さを十分に把握しているから
なのです。
たとえば、これは地球上の誰一人として知らない事実ですが、私はパイ毛が濃いです。これは中学時代の頃に、古賀くんから「体毛は一度抜いたら生えてこない」という話を聞いて、(へぇ、そういうものなんだ……)と思った私は試しにパイ毛を抜いてみたところ、数日後衝撃を受けることになりました。
■ 乳首から、もっと濃い毛が生えてきた
のです。
「ひ、ひぃぃ!」
恐怖のあまり動転した私は、思わずそのパイ毛を抜いてしまいました。すると数日後さらに濃いパイ毛が……。この終わりなきパイ毛抜き螺旋階段を登り続けた結果、私の乳首には
■ ハリガネみたいなパイ毛が生えてくるようになった(常に)
のです。しかし、私は、そんな自分のパイ毛が気持ち悪いということを把握していました。だからこそ、私は女性と会う日には必ず鼻毛とパイ毛の処理をワンセットで行ってきました。ぶっちゃけた話、鼻毛切りハサミでパイ毛を切っているのです。だからこそ、今日まで「水野=パイ毛がエスプレッソ」という事実を知る者は誰もいなかったのです。
ただ、私が単にパイ毛をハサミで切るだけなら、ホスピタリティストとして現在の地位を築くことはできなかったでしょう。私が一般人と決定的に違うのは、パイ毛を処理する際、必ず
■ ごめんよ、と言う
のです。
なぜか?
それは、パイ毛の立場に立ってみれば分かることです。
なぜ、パイ毛は濃くなったのか。濃くならざるを得なかったのか。
それは、引き抜かれたパイ毛たちは「このままでは水野さんの大事な部分を守ることができない!」と考え、戦略を練り直し、1回1回の「生え」に対して気合を入れることに決めたのです。つまり、パイ毛の固さは、パイ毛の私に対するホスピタリティなのです。パイ毛とは、私を守らんとする黒執事なのです。しかし、そんな彼らのホスピタリティを、私の、女性に対するホスピタリティが引き抜くことになる。こうして日々行われるホスピタリティの切磋琢磨、ホスピタリティのぶつかり稽古が、私を現在の水野ホスピタリ也へと成長させたのでした。
![$水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba-ホスピタリ也01_06](https://stat.ameba.jp/user_images/20121127/20/mizunokeiya/99/84/j/t02200293_0300040012305836500.jpg?caw=800)
ホスピタリティのぶつかり稽古の様子
![水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba-ホスピタリ也01_07](https://stat.ameba.jp/user_images/20121127/21/mizunokeiya/72/f0/j/o0300040012305908101.jpg?caw=800)
ホスピタリティとホスピタリティのぶつかり合い。
水野も真剣そのものである。
みなさんも、この「ホスピタリティのぶつかり稽古」をぜひ生活に取り入れてみてください。自分の身を守ろうとする剛毛に対しては「黒執事」「小田原城」などの敬称で呼び、処理する際にも「ごめんよ」「今までありがとう」「3日後の21:00、またここで会おうね」と声をかける。それが、一流のホスピタリティストへの第一歩なのです。
まとめ
■「ティ」で終わる言葉には危険なものが多い。
■気持ち悪い言動や行動をしないよう、自分に対して客観的な判断をする。
■「毛の処理」と「毛への感謝」を同時に行う「ホスピタリティのぶつかり稽古」を取り入れる。
※ 「ウケる日記」は来週火曜日更新です。
■おしらせ1
夢をかなえるゾウの続編が来月、発売します!
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夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神
よろしくお願いします。<(_ _)>
■おしらせ2
前回のブログ「死なない男」で登場したアシスタントのJくんがブログを始めました(笑)
ぜひ皆さんで読んで、育ててやってください!
Jくんのブログ
http://ameblo.jp/waraihaeiyou/
水野敬也関連作品
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.mizunokeiya.com%2Fimg%2Fukeru%2Fbn_zou2.jpg)
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