今週、母の日なので何を贈ろうかと考えていたときに、ふと思ったのが
過去のプレゼントに比べて今年安いものを贈ると
「あ、こいつランク下げやがったな」
と思われる「気まずさ」ってあるよなあと思いました。
そして、この気まずさを払しょくするのは、
「生きる上で一番大切なスキル」
なんじゃないかと思いました。
というのも、
こういうときに生まれる「気まずさ」こそが、多くの人から「自由」を奪っているように思えるからです。
「一度上がった生活水準は落とせない」のも「やりたいくない仕事を続けなければならない」のも、
周囲からの評価が下がることの「気まずさ」に耐えられないことが一番大きな原因だと思います。
(もし周囲の視線がなければ、ほとんどの人が収入は関係なく十分幸せになれると思うので)
ではこの気まずさを具体的にどう回避するかと言いますと
(仮に母の日のプレゼントのランクを大幅に下げ、そのことについて母親が「こいつ、ランク下げやがったな」と思っている場合)
たとえば、
「今年のプレゼントが去年のプレゼントよりかなり安くなっているこの現状について、『こいつ全然稼げてないんじゃないか?』って思っとるかもしれんけど、いや、確かに収入はゆるやかな下り坂に向かいつつあるけれど、むしろ、こうやってプレゼントのレベルを下げられる勇気?ここを評価してほしいわけ。正直、お母さんを誰よりも大切に思っとる僕にとって、この選択は断腸の思いだがね。でも、このつらさを乗り越えられず、生活水準下げれんくなってダメになってまったのが小室さんだがね」
こんなことを言うことになるでしょう(小室さんすみません)。
ポイントは2つで
1.思い切って口に出す
2.自分を卑下しない
「気まずさ」というのは、それを口に出せないからこそ相手にとってもストレスなわけで、たとえば「今日の合コンはしょぼいなぁ」と思われていたとしても
「今日の合コン、しょぼいよね」
とその場で口に出せる空気さえあれば全然つらくないというか
実際、女性陣からそういう風に思われていた合コンも、気まずさに触れて巻き返すことができます。
ただその際に注意しなければならないのは2.「自分を卑下しない」。
ここで自分を落としすぎてしまうと「可哀そう」という気まずい空気になってしまうので
たとえば、女性陣が全然盛り上がってなかったとしたら
「俺に対して、『ハズレ』的なこと思ってない?」
と気まずさに触れながら
「そう思ってるのだとしたら、君たち『木を見て森を見ず』だわ」
と言って適当に自分たちが個人ではなく全体としていかに優れているかをプレゼンしていけば良いし、その場に『森』という名字の男がいれば「森だけを見て」と森を一方的に持ち上げても良いでしょう。
とにかく、多くの人が人生でリスクを取ることができないのは
「気まずくならないように行動する」
からであって、もし
「気まずくなったとき、それを乗り越えようとする」
スタンスを身につければ、人生は本当に自由になると思います。
僕の知り合いでこのスキルの使い手がいるのですが、
その人は昔、仕事で大きな失敗をしたことがあるのですが、会うたびに
「いやぁ、あのときはやっちゃったよ~!」
と笑いながら言うので、その失敗が全然気にならなくいし、応援したくなるんですよね。
「失敗から立ち直って何度も挑戦できる」
ことも可能にするスキルだと思います。
そして、今、これを書いていてふと思い出したのですが
僕がすごくお金の無いときに付き合っていた女の子がいて
僕はその子に
「毎回デートを100円以下にしたいのです」
ということを言っていました。
当時は本を出すことを夢見ながらアルバイトをしていたのですが
できるだけ多くの時間を本を書くことに使いたかったので、週2回以下しか働きたくなくて
収入がギリギリだったのです。
そこで僕が彼女に言っていたのは
「僕は本を出したいので、その一つの企画としてすべてのデートを100円以下に抑え、その内容を文章にしたいのです。もちろんその本はかなり売れることになるのでその印税でハワイに行こう」
彼女も面白がってくれて何度も100円のデートに付き合ってくれました。
残念ながら本が出る前に別れてしまいましたが、素敵な人でしたね。
……というか、今ふと思ったのが
この記事は「生きる上で一番大切なスキル」とか言って書き進めてきましたけど、それは単純に僕の思い上がりで
僕の周りにいた人たちが笑ってくれていただけなのかもしれません。
僕はお金が無かったり、失敗したりしたときは、その状況を必ずギャグにしていましたが
でも、もし彼らが笑ってくれなかったら、僕はみじめな気分を味わっていたでしょう。
というわけで
「生きる上で一番大切なスキルこと」は
失敗したり挫折しても、「お前は面白いなぁ」と笑ってくれる友達に囲まれていることなのだと思います。
過去のプレゼントに比べて今年安いものを贈ると
「あ、こいつランク下げやがったな」
と思われる「気まずさ」ってあるよなあと思いました。
そして、この気まずさを払しょくするのは、
「生きる上で一番大切なスキル」
なんじゃないかと思いました。
というのも、
こういうときに生まれる「気まずさ」こそが、多くの人から「自由」を奪っているように思えるからです。
「一度上がった生活水準は落とせない」のも「やりたいくない仕事を続けなければならない」のも、
周囲からの評価が下がることの「気まずさ」に耐えられないことが一番大きな原因だと思います。
(もし周囲の視線がなければ、ほとんどの人が収入は関係なく十分幸せになれると思うので)
ではこの気まずさを具体的にどう回避するかと言いますと
(仮に母の日のプレゼントのランクを大幅に下げ、そのことについて母親が「こいつ、ランク下げやがったな」と思っている場合)
たとえば、
「今年のプレゼントが去年のプレゼントよりかなり安くなっているこの現状について、『こいつ全然稼げてないんじゃないか?』って思っとるかもしれんけど、いや、確かに収入はゆるやかな下り坂に向かいつつあるけれど、むしろ、こうやってプレゼントのレベルを下げられる勇気?ここを評価してほしいわけ。正直、お母さんを誰よりも大切に思っとる僕にとって、この選択は断腸の思いだがね。でも、このつらさを乗り越えられず、生活水準下げれんくなってダメになってまったのが小室さんだがね」
こんなことを言うことになるでしょう(小室さんすみません)。
ポイントは2つで
1.思い切って口に出す
2.自分を卑下しない
「気まずさ」というのは、それを口に出せないからこそ相手にとってもストレスなわけで、たとえば「今日の合コンはしょぼいなぁ」と思われていたとしても
「今日の合コン、しょぼいよね」
とその場で口に出せる空気さえあれば全然つらくないというか
実際、女性陣からそういう風に思われていた合コンも、気まずさに触れて巻き返すことができます。
ただその際に注意しなければならないのは2.「自分を卑下しない」。
ここで自分を落としすぎてしまうと「可哀そう」という気まずい空気になってしまうので
たとえば、女性陣が全然盛り上がってなかったとしたら
「俺に対して、『ハズレ』的なこと思ってない?」
と気まずさに触れながら
「そう思ってるのだとしたら、君たち『木を見て森を見ず』だわ」
と言って適当に自分たちが個人ではなく全体としていかに優れているかをプレゼンしていけば良いし、その場に『森』という名字の男がいれば「森だけを見て」と森を一方的に持ち上げても良いでしょう。
とにかく、多くの人が人生でリスクを取ることができないのは
「気まずくならないように行動する」
からであって、もし
「気まずくなったとき、それを乗り越えようとする」
スタンスを身につければ、人生は本当に自由になると思います。
僕の知り合いでこのスキルの使い手がいるのですが、
その人は昔、仕事で大きな失敗をしたことがあるのですが、会うたびに
「いやぁ、あのときはやっちゃったよ~!」
と笑いながら言うので、その失敗が全然気にならなくいし、応援したくなるんですよね。
「失敗から立ち直って何度も挑戦できる」
ことも可能にするスキルだと思います。
そして、今、これを書いていてふと思い出したのですが
僕がすごくお金の無いときに付き合っていた女の子がいて
僕はその子に
「毎回デートを100円以下にしたいのです」
ということを言っていました。
当時は本を出すことを夢見ながらアルバイトをしていたのですが
できるだけ多くの時間を本を書くことに使いたかったので、週2回以下しか働きたくなくて
収入がギリギリだったのです。
そこで僕が彼女に言っていたのは
「僕は本を出したいので、その一つの企画としてすべてのデートを100円以下に抑え、その内容を文章にしたいのです。もちろんその本はかなり売れることになるのでその印税でハワイに行こう」
彼女も面白がってくれて何度も100円のデートに付き合ってくれました。
残念ながら本が出る前に別れてしまいましたが、素敵な人でしたね。
……というか、今ふと思ったのが
この記事は「生きる上で一番大切なスキル」とか言って書き進めてきましたけど、それは単純に僕の思い上がりで
僕の周りにいた人たちが笑ってくれていただけなのかもしれません。
僕はお金が無かったり、失敗したりしたときは、その状況を必ずギャグにしていましたが
でも、もし彼らが笑ってくれなかったら、僕はみじめな気分を味わっていたでしょう。
というわけで
「生きる上で一番大切な
失敗したり挫折しても、「お前は面白いなぁ」と笑ってくれる友達に囲まれていることなのだと思います。