毎年20万人の移民受け入れ 政府が本格検討開始
という話が出ていますが
何考えているんだ?
と、腹が立ちます

出生率は年々低下しています それは間違いありません

人口ピラミッドというのがあり
年を追うごとに人は死んでいきますので人口分布は ピラミッド型になる
と考えられていました
産めよ 増やせよの 考え方です

子どもは多いほど楽なんですよ
どんどん増やしてくださいね!
どこかで聞いたことのあるシステムですが、、、


おわかりだと思いますが ネズミ講の考え方とよく似ています
子どもを作れば 入会金の配当で儲かるんですよ!
勿論 10万円の入会金につき 1万円の配当合ったとすれば
子ども2人として 孫4人と合わせて6人 ひ孫8人とあわせると14人
自分は10万円しか支払っていないのに 14万円もらえるような仕組みです
ねずみ講とはある意味では健全です
支払ったお金しか誰かには渡りません
しかし
年金は かけ金が溜まる前に 支給が始まりました
掛け金の枠内で支給すれば破綻するはずがないのですが
このまま増えれば収入は増えるはずだから、、と
先に借金をして使っているという状態です
ねずみ講ですら(先に支払って、徐々に利益が出る)ひ孫ぐらいになると
もう入ろうという人はいなくなります
45年後に掛け金の何割かが戻ります という年金に
入らない人が多いのも当たり前といえるでしょうか?

話がそれました
もうずいぶん前に気づいてるとおもうんですが(40年くらい前?)
40年くらい前ですでに人口ピラミッドの破綻は明白でした

日本の人口は1億人を超えると多すぎる
そして、、、死亡率が減ったために人口は減少しない

ということです 上記現在の死亡率をグラフにすると、、、
を見ていただけば明白なようにピラミッドにはなりません

さらに 人口分布の推移を細かくみれば 1950年代後半には
早くも 出生率が低下しています
2000年頃になると いびつな構造ができあがりました
こうなって困ると考えている人は 正直大馬鹿ものです
大馬鹿ものの考えていたねずみ講的人口ピラミッドができていたとしたら
日本の人口はとっくに2億人、いや3億人を超えているでしょう

現在の日本から思えば 想像できないくらい 厳しい社会でしょうね
すむところはなく 競争は激しい
仕事はなく 外貨は稼げず
原子力への依存度は増え 石油などの赤字も天井知らず、、、、
出生率の低下は このまま人口増加すればどうなるか?
明白であればこその生物学的本能によるものだと思います
世界の人口を見ても
同じように 爆発的に増加したのち 出生率が低下し
高齢化に進んでいます
日本は世界の中で極めて先進的(人口爆増を本能的に抑制した)といえます
とはいえ 出生数の低下をこのまま促進させることはあってはなりません

年間百万人の新生児が生まれれば 8000万人を維持できます
これくらいが適正ではないのかな?と個人的には思います

参照記事↓

  日本の人口は1億人がいいんでしょうか?
  8000万人がいいんでしょうか?
 http://ameblo.jp/mizuno20070324/entry-11500512598.html

ま、この考え方でいけば 
現在の人口分布と 80年間100万人の新生児が続いた後の予想人口分布とを重ねてみます


年金の考え方を正しいと仮定したとしても
枠の外にはみ出た部分は 返す人のいない借金と考えられます
たとえば これを消費税で補おうという考えは
一応 みんなが我慢して納得した部分です
この借金を返すために 外国人労働者を増やそうというのは
言語道断です

外国人を差別するつもりは全くありません
ただ、日本としての個性をしっかりと持っていくことが
すくなくとも日本ブランドの維持につながるということを絶対に忘れてはいけません
わずか数十年前のアメリカと今のアメリカを比べれば明らかですが
生産性も 文化レベルも落ちている
と感じます
メジャーリーグは外国人ばかり
大学の先生だって外国の人が多い
中国人やメキシコ人、その他の移民が選挙だって支配しつつある
それはそれでいいこと
かもしれないですが 日本の得意な部分は 移民をどんどん受け入れ
なくても大丈夫
文化だけでも 吸収できます

そもそも
日本の労働力不足なんて認識をもっている官僚の意識を疑う
若者は 就職したくても 仕事がない
仕事はあってもニートになる
東京のビルで働く人の多くは 機械化、電子化されえば仕事がなくなる
かもしれない。。。
物は日本でつくると高くて買わない
しんどい仕事は、、、しない、、、
主婦は労働力にならない(まだ、多くないという意味)
定年後だって仕事したい人は沢山いる

この状況で 外国人労働者を ましてや移民を増やす必要がどこにあるのか?
アメリカはもはや移民を受け入れなくなっている
少なくとも帰化や永住権をみとめない方向だ
世界的流れだと思う

そもそもこんな発想は 生産性のある仕事をしたことがない
机上の空論だけの人、、、が考えたんだろうな
最近もっとも嫌悪すべきニュースでした

なんどもいいますが 外国人観光客や、外国人労働者が増え
消費を活性化し、沢山納税してくれることに関しては賛成です

日本語が話せないがやる気のある外国人労働者に
圧倒的な実力差、特にコミュニケーション能力で勝らなければ
給与が半額以下でOKな彼らには勝てない

人を1人20年雇うより1億円の機械を買う方がいい
と思う会社に雇ってもらうには
機械にはできない仕事をしっかりやれないといけない

そう 学生や科学教室などであう子どもたちには口を酸っぱくして言っています
毎年外国人移民を20万人増やしていかれたとしたら?
これからの子どもたちは よりいっそうの就職難に出会う事でしょうね