完全無農薬、無化学肥料でワインを作る、
北海道 十勝にある「相澤ワイナリー」。
(相澤ワイナリーのロゼ「龍之介」。息子さんのお名前がワイン名に)
先日「ワインとチーズとゼロカーボン」セミナーで
代表の相澤一郎さんとご一緒させていただきました。
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=34240
完全無農薬、無化学肥料でのワイン作りについて
「クレイジーと言われます」と語る相澤さん。
そのお話を改めて。
(写真右が相澤ワイナリー・相澤一郎さん)
「虫との格闘です」と言う、完全無農薬、無化学肥料でのワイン作り。
収量が6分の1、 7分の1になるという、そのお話にまず衝撃を受けました。
不動産業を営み、所有していた山林を開墾し、ぶどう畑にした相澤ワイナリー。
子ども、孫、その後の世代のために残したいと完全無農薬、無化学肥料でのワイン作りを始めたそうです。
そのため、大変になるのが畑の管理。
5haもの畑を、手作業で虫とりを行っているとのこと。
気の遠くなる作業に「よく、クレイジー!と言われます」と相澤さんはさらっと語ります。
https://aizawanouen.com/about/
(相澤ワイナリー近くの風景。日高山脈が眺められます)
(シリアルナンバー入りのぶどうジュース)
ぶどうジュースも作っているのですが、
くきなどを取った後のぶどうをプレスせず、ポタポタとしたたり落ちる雫を集めてジュースにするとのこと。
農作業だけじゃなく、作り方まで手間と時間をかけていることに、これまた驚きでした。
ロゼワイン「龍之介」。
初めて一口飲んだとき、その柔らかく広がる味わいにすっかりファンに。
野生酵母で作られていて、
「無農薬だからいろいろな酵母がいる。
色々作用して美味しいワインが出来ているのかなと思う」と相澤さん。
一部に太陽光発電を使用していたりと環境への負荷を減らし、ゼロカーボンに向けた取り組みを自然に行っています。
もっともっと、ワイン作りやその想いをお聞きしたい、ワイナリーです。
ワインエキスパート
北海道観光大使
水野悠希
https://instagram.com/mizunoyuki.yuki?igshid=YmMyMTA2M2Y=