SNS上での誹謗中傷によって
尊い命が奪われてしまったこと。
痛ましいことです。
心より、お悔やみを申し上げます。
そして、思っていることを書きたいと思います。
「テレビで顔出してるんだから、
(誹謗中傷を)スルーしてよ」というような声には嫌な気持ちにしかなりません。
私も北海道のテレビ局で情報番組のアシスタントになったばかりのとき、誹謗中傷を受けたことがあります。
経験も浅く、毎日、緊張しながらテレビに出ていて失敗することもあったからだと思います。
そこに届いた「あのアナウンサー、やめさせろ」。
たまたま1通、目に入ってしまったんですが、上司は「誹謗中傷」を私に伝えないようにしてくれていたんだと思います。
だからなんとかやってくることができました。
もしも、自分の元に
毎日、100通もの誹謗中傷が寄せられてたら…
耐えられなかったと思います。
テレビで顔を出している人でも、
顔を出していない人と同じように、誹謗中傷を受けるのは辛いことです。
「SNSを見なきゃいいでしょ」。
そういった声もあるようですが、
この時代、プロモーションの一環として(仕事の一環として)SNSを利用しなければならない事情もあると思います。利用しなければならない以上、目に入ってきます。
仕事だからといって、人間性を否定されるような発言を受け流せ、ということはおかしなことだと思います。
これを読んでくださる方は
誹謗中傷をするような方たちではないので安心ですが、
子どもたちに、もっともっと、リテラシーを浸透させていかなければならないと思います。
また、何も感じず、何も理解しようとせず、ストレスのはけ口に誹謗中傷をしてしまう人を止めるためにも、法律の改正がきちんと進むように、見ていきたいと思っています。
https://www.sankei.com/smp/economy/news/200526/ecn2005260014-s1.html
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