SNS上での誹謗中傷によって
尊い命が奪われてしまったこと。
痛ましいことです。
心より、お悔やみを申し上げます。
そして、思っていることを書きたいと思います。


「テレビで顔出してるんだから、
(誹謗中傷を)スルーしてよ」というような声には嫌な気持ちにしかなりません。


私も北海道のテレビ局で情報番組のアシスタントになったばかりのとき、誹謗中傷を受けたことがあります。

経験も浅く、毎日、緊張しながらテレビに出ていて失敗することもあったからだと思います。
そこに届いた「あのアナウンサー、やめさせろ」。
たまたま1通、目に入ってしまったんですが、上司は「誹謗中傷」を私に伝えないようにしてくれていたんだと思います。
だからなんとかやってくることができました。

もしも、自分の元に
毎日、100通もの誹謗中傷が寄せられてたら…
耐えられなかったと思います。



テレビで顔を出している人でも、
顔を出していない人と同じように、誹謗中傷を受けるのは辛いことです。

「SNSを見なきゃいいでしょ」。
そういった声もあるようですが、
この時代、プロモーションの一環として(仕事の一環として)SNSを利用しなければならない事情もあると思います。利用しなければならない以上、目に入ってきます。
仕事だからといって、人間性を否定されるような発言を受け流せ、ということはおかしなことだと思います。


これを読んでくださる方は
誹謗中傷をするような方たちではないので安心ですが、
子どもたちに、もっともっと、リテラシーを浸透させていかなければならないと思います。

また、何も感じず、何も理解しようとせず、ストレスのはけ口に誹謗中傷をしてしまう人を止めるためにも、法律の改正がきちんと進むように、見ていきたいと思っています。



https://www.sankei.com/smp/economy/news/200526/ecn2005260014-s1.html

 

SNS発信者特定容易に 高市総務相、誹謗中傷「許しがたい」フジテレビの人気番組「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラー、木村花さん(22)が死亡したことについて、高市早苗総務相は26日の記者会見で「匿名で他人を誹…リンク産経ニュース

 


法改正について、様々な視点から考察する記事↓


https://news.yahoo.co.jp/byline/shidayoko/20200526-00180390/

 

ネット中傷への法規制、議論が本格化――「木村花さん問題」を受けた対応に求められる熟慮(志田陽子) - Yahoo!ニュース女子プロレスラーの木村花さんが23日に亡くなったことを受け、「ネットリンチ」と呼ばれる中傷発言を防止する策を求める声が高まり、国会でも法制度化に向けた取り組みが始まる見通しとなった。リンクYahoo!ニュース 個人