毎日、発信される新型コロナウイルスの情報。
手洗いうがい、消毒、不用意に人混みに近づかない。
それぐらいしか対策ができないから
不安が募りますよね。
不安を払拭するためなのか、
”デマ”も横行しています。
もう一つ、できることがありました!
”デマ”を流さないこと。
新人アナウンサーの頃、取材であちこち駆け回り、ニュース原稿を書いていました。
そのときに上司から徹底された教えがありました。
上司:「これ、1次情報にあたっているのか」。
どういう意味かと言うと「情報の出どころに確認が取れているのか」ということです。
取材者として正確な情報を出すために
情報元に確認が取れないものは出さない、ということを叩き込まれました。
この教えを新人時代に叩き込まれて良かったと思っています。
ちなみに、私の新人時代。
原稿を書くのにいつもいつも悩んでしまい、提出が遅くなり…よく怒られてました。
(なんて出来の悪い新人!笑)
それはさておき、
SNSで誰もが情報発信できる今、
「不確実な情報は流さない」、これ、徹底しなくてはならないことだと思います。
仲間内に発信したつもりでも、
その情報がシェアされて広がりに広がり…なんてケースもこれまで災害時などにありましたよね。
安易なシェア、リツイートもしかりです。
情報を発信するときには、
◎情報源は信頼できるところのものなのか、信頼できる人のものなのか
(・公的機関の公的な発表なのか
・医師が専門知識を基に発信している情報なのか
・メディアが医師の情報として伝えているものなのか、等)
◎主張の根拠が明確にされているのか
(専門知識に基づくものなのか、データに基づくものなのか)
◎刻々と情報が変わっていく状況下では、発信時間を明記する
そして一番大事なのは、
◎不確実な情報は流さない
ということなんだと思います。
流れてしまった不確実な情報で
買い占めが起こってしまったりもしているようです。
自戒を込めて…。
ほっこりできるかな〜とお花の写真♫