● 昔は誰にも悩み事が相談出来ない人間でした。。。
*******長文です。暗い内容も含むため、想いを感じていただける方のみお読み下さい。
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少女の頃、何か悩みがあると紙に書き綴り、高い窓から破って風に飛ばせて消化させていました。
そんなわたしにも限界がきて、入院。
ようやく社会復帰出来ると思った頃にまた身体が動かなくなる難病となり長い入退院を繰り返したのち手術。
その頃には既に30の歳を超えていました。。。
青春も何もないまま過ぎ、もういい歳になってしまったのに何者にも成れてない自分。
そんな事を想い、布団に伏せて声を上げて泣く日々が続きました。
そんなとき、知り合った友人の一人が、
「今があなたの人生の中で一番若いとき。だから何をするにも今スタートを切ったらいいんだよ」
そう、声をかけてくれました。。
病がちなのは相変わらずでしたが、自作のポートフォリオを持って、どこかで企画個展をしてもらえないかと画廊を巡っていたところ、
とある画廊でグループ展に誘われます。
その出品したグループ展で来る客くる客すべてに
「こんなわたしにも生きる価値があるのか」と問い続けていました。。
そんな質問にさえ
「たとえどんな害虫に思えるものさえ、世の中で役割を果たして生きる価値があるんだよ」と、優しく皆が諭してくれました。。。
その画廊で知り合った一人の美術関係者の方が、デパートでの企画個展を提案してくれました。
もちろんわたしは飛びつきました!
そして初個展「救い」が、神戸元町の大丸百貨店カーポートギャラリー(今はないようです)で開かれました。
幸いなことに最終日に数点の作品のお買い上げがあり、無事成功に終えることができました。
わたしが個展にこだわったわけは、大学時代の絵画部で開いたグループ展それぞれが、自分の作品の感想も聞けたりしてあまりに楽しくて、その想いが強かったからなのです。
そんなで、その後は出来る限り毎年個展をしようと思い、安く借りられる場所、公募で受かって無料で借りられる場所などを中心に、その想いを実現していきました。
でも、ビギナーズラッキーという言葉があるように。
最初の個展と違い、絵の売れない日々が続きました。。
それでも自分の作品は、海外でこそ認められる作品だと信じて制作を続けていました。
そんな頃、携帯の待ち受けサイトでグランプリを受賞しました。
世界的に活躍するアーティストで、大学の先輩でもある、具体美術の嶋本昭三先生と知り合ったのもその頃で、先生のお声掛けであのベネチアビエンナーレの外縁で開かれるAU展にも出品できました。
そんな頃、ネットの公募で無料でアートコレクションに出品できるというものを知り、おかげさまで合格。
ただ、その頃にはわたしは詩を発表していた某巨大掲示板でネットいじめにあっていて、まったくのダメージを受けて何もできないほど落ち込んでいました。
海外への作品の発送方法もわからず、時間はどんどん過ぎて、とうとうその貴重なチャンスをわたしは逃してしまいました。。。
ようやくしばらくして
巨大掲示板と縁を切り、アメブロというこのブログサービスに引っ越してきて、ポツポツと自分のことを綴り始めました。
読者は知り合った一人の方のみ。
ほそぼそと綴っていたそのあとに、東京の画廊のオーナーのブログを知り、そこに集う女性たちと密に温かな交流を始めることができるように。
そんな頃第一次アメブロバブルが起こり、そのビッグウェーブに混ざり込むように。
個人的には、体調がまた悪くなって副作用の多い薬を多用するように医者に言われ、一縷の望みをかけて「夢を実現する」ことで体調の復帰を願って、
知り合った画家や詩人の人たちに声をかけ、第1号のアートフリーペーパー「額に飾れるアートフリーペーパー」をわずか一週間たらずで印刷所に入稿。
ほぼ寝ずにそれを行ったため、もちろん願いが叶うどころか体調は悪化したが、薬を飲んでも酷い副作用は出ずに済みました。。
アメブロバブルに乗って、一日8記事アップを毎日のように数稽古と称して、ブログの師匠と仰ぐひとの教えに従い実行。
体調はどんどん悪化。
でも気にならず東京、京都などへ嬉々としてセミナーなどに参加。
楽しい日々でした。
でも師匠に恋していたわたしは、その人から酷い言葉をかけられての失恋をし、立ち直れないほどにダメージを受けて。
決まっていた東京での個展もできなくなるほどで。
そんなことが続き、また入院。
長い入退院で、それまでの友人たちは皆去ってしまいました。。。
嘆きながらも、少しずつブログを綴ることを繰り返し。
いつの間にか、温かなひとばかりがわたしのそばに来てくれるようになりました。
なかでも、常に寄り添ってくれる人があり。
わたしは微笑みを取り戻し、人のために温かな微笑みの絵を描く喜びを感じるようになりました。
その寄り添ってくれる人が去り。
いつのまにかわたしの周りは冷えた空気が流れていましたが。
それでもまだ優しく寄り添ってくれる人は居て。
まだまだ自分はやっていける。
そんな気がしました😊
マリアさまに高貴な雰囲気を。
そう願いもしましたが。
まずは"穏やかな優しい微笑み"を。
そういったものを描き続けられたら嬉しい😃なと思いました。
ここまで長い文章を読んでくださりありがとうございます😊
画家
渡邉裕美拝
初恋 油絵 F4号 キャンバス
![個展なび | 渡邉裕美](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fkoten-navi.com%2Fknavi-button.gif)
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