初めての絵を出す怖さ | ほっと癒される光の絵画〜こころのいろ~言葉と心を描くアート*mizunoART 画家で詩人・ゆり呼【渡邉裕美】 アートコレクション

ほっと癒される光の絵画〜こころのいろ~言葉と心を描くアート*mizunoART 画家で詩人・ゆり呼【渡邉裕美】 アートコレクション

人生に於ける孤独と憂愁を経て、天使や女神さま、優しい女性の癒しの微笑みを描く画家で詩人のゆり呼こと渡邉裕美の絵と詩を贈ります。恋愛詩、似顔絵、似顔絵アート名刺、天使画油絵。恋愛詩画集『あの人への想いに綴るうた』の著書あり。屋号mizunoART

2009-05-21 07:40:46初出;再編集

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20の頃まで私は


かっちりくっきりする絵を好んで描いていた。

ペン画でも、油絵でも。



こころのいろ~言葉と心を描くアート~-ペン画


17歳の頃の作品



しかし20の前後にショックな出来事が起こり


私の意識も随分と変化して



水彩や、visionの、幻影を描く油絵の曖昧模糊としたシリーズを

描くようになる。




死にたいとばかり思うようになっていたその頃、


帰宅した駅の陸橋から眺めた停車線と明かりの美しさに


はじめて曖昧模糊とした絵を描いたのがこの「toward one's station」です




こころのいろ~言葉と心を描くアート~-toward one's station


これを、大学の絵画部の部展に、

油絵で描いて出品する時には随分悩みました



かっちり描く絵しか絵じゃないと思っていたので


自分の「感覚」から出る絵を人前に出して

はたして人は絵として認めるのか


とても不安でした。



しかし先輩達の講評は

意外と好評で、



私はこういった類の絵を出す事に躊躇いが無くなり、


今でもそういうものを描きついには抽象まで描くようになる。





だけどこういった絵を時々展覧会に出すと



「うちの3歳の息子にも描かせよう」だとか


「これは染みやん」



といった類の

心無いことばを受けたりする



もちろん、


こういった絵で公募でグランプリを受けたりもしたので

単なる染みとかでなく思ってくれる人たちがいるのも解ってはいる





だけど

元々が古典派の絵を描いていたし


時々はそういったものも描きたくなる。


そうすると

自分は一体どういうものが目指したいのか?


といった疑問がぐるぐると私の中で巡りだす



人が見ても

「このひとってなにがやりたいの??」と

思うに違いない。




いい加減。


自分が何を目指すのか

自分でも知りたい。


それにはもっと自分を知らねばならないと思う。




昨日描いた絵は、


水彩の、

ラフスケッチのような

女の子がまんまるい太陽の下で踊る

のー天気な絵だ。




だけど私の心情には



こころのいろ~言葉と心を描くアート~-微笑み


「微笑み」


こういったものが沈殿している。




私って一体どんな人間なんだろう?



私が一番それを知りたい。




ほっと癒される光の絵画 感謝と祈りの詩と薔薇とアートコレクション

ベネチア・ビエンナーレAU展にも出品した、癒されると評判の画家の絵と詩を薔薇に添えて贈ります


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