絵本「ゾウの赤ちゃん」 | 気づきがある絵本の紹介

気づきがある絵本の紹介

最近、絵本に興味があり
絵本を読んでいるので
自分が読んだ絵本の感想などを
紹介していきたいと思います。

絵本「ゾウの赤ちゃん」に出合いました。

(文/さえぐちひろこ、写真/井上冬彦、出版社/株式会社新日本出版社)


生き方や暮らし方は風景からも捉えられます


言葉は時に嘘つきです だから 眼で見る事を信じること


この絵本は像の暮らし方、生き方を描くように写真と文で語ります。陸の上では一番大きいのは像です。アフリカにはサバンナと呼ばれる大草原があり、その地で像は群れつくり暮らしています。メスは群れになり、オスは小さな群れか一頭だけで暮らしています。メスの中のリーダーがあらゆる事を決めます。どこに食べ物があり、水があり、川の安全な道があるのか物知りなのです。逃げたり、威嚇したりもしますが、そこまで獰猛でもないです。赤ちゃんは2年間お腹に居て育ち、産まれてから30分で歩きます。像にとって鼻は人の手と同じ役目。子供は最初は何も出来ませんが練習して技術を獲得していきます。像は毎日16時間から18時間も食します。水も一日に100リットルも飲みます。泥や砂遊びが好きです。像が歩く道は昔から像の道と呼ばれていて、何キロもの道を歩いてゆきます。赤ちゃんの様子も語られ、親との様子の差を写真の観察を通じて文に記している作品です


自分自身の人生を生き抜いてゆくには


直感を信じること それと 自分自身の見る眼で感じた風景を確かなものとして記憶する


もちろん まわりのネットワークにも救われますがあてにしすぎないことと距離を離してみること


そうすればきっと 自分自身の心が幸福だと捉えられることが増えてゆくのではと感じる


絵本に出合いました。