絵本「いっぴきぐらしのジュリアン」 | 気づきがある絵本の紹介

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最近、絵本に興味があり
絵本を読んでいるので
自分が読んだ絵本の感想などを
紹介していきたいと思います。

絵本「いっぴきぐらしのジュリアン」に出合いました。

(作/ジョー・トッドースタントン、訳/いわじょうよしひと、出版社/株式会社岩崎書店)


ひとりより きっと  ふたりの方が楽しい


お互いさまの精神で 寄り添いあいながら暮らしてゆく


この絵本は、野ネズミのジュリアンが一匹で気ままに暮らしている。だって野原に出れば食べようとしてネコらに狙われるし、地下通路に並ぶと邪魔に感じる。こっそり野原に隠れて、食糧を取りにゆくブルーベリーなんかを。そんなある日、巣穴にいるとキツネに見つかり食べられそうになる。しかし、キツネは顔が大きく穴にはまって動けなくなる。困ったキツネはジュリアンと交渉する。穴からだして助けてくれたら君を食べないからとの交渉は見事にうまくゆく。しかし、野ネズミは非力だから色んな手段を試したけどなかなかうまくゆかない。そうこうしてるまに、夜になったので可哀想に思い、ジュリアンは食糧をわけた。そこでキツネは思った、ネズミを食べるより、一緒にご飯を食べる方が楽しい。そして、ジュリアンも思った、誰かと一緒も悪くない。それから、次の日、スプーンを出してテコの原理でキツネを救い、キツネも約束を守った。それからはもとの暮らしに戻ったけれど、フクロウに食べられそうになる。そこを、救ったキツネが助けてくれる。おあいこだなとキツネは笑う。そして、また暮らしは続く、時々、ジュリアンとキツネは晩ごはんを共に過ごしてと着地する物語り


気楽さはきっと  ひとりの方だ


しかし めんどくさいことが起きながらも大切な人と時間を共に過ごす方が愉快になる


そして 変わらない日々に感じてもきっと毎日が変化に富んでゆく


うまく時間を扱いながら 共生してゆきたいなと感じる


絵本に出合いました。