絵本「ライオンになるには」 | 気づきがある絵本の紹介

気づきがある絵本の紹介

最近、絵本に興味があり
絵本を読んでいるので
自分が読んだ絵本の感想などを
紹介していきたいと思います。

絵本「ライオンになるには」に出合いました。

(作/エド・ヴィアー、訳/きたむらさとし、出版社/BL出版株式会社)


考えることを深くしてゆく時間もあれば


案外この世は面白く シンプルに楽観的に自分らしく楽しく生きれるもんなのかな


この絵本は、ライオンという定義は獰猛なのがライオンだろうとなりますが、そんななかにも優しいライオンだっている、色んな考え方が世の中にあるということを描きます。ライオンのレオナルドは優しく、散歩が好きで、丘の上で物思いにふけて、思い浮かべた言葉を連ねたり工夫して詩を描く。そんな、レオナルドがある日、アヒルのマリアンヌに出会い友達になります。2人は穏やかに過ごす。思いつく言葉を混ぜあいながら、語り合います。そして、宇宙の端にも思いを寄せます。そんなある日、ライオンの群れがやってきて、マリアンヌを襲えとレオナルドにいうのです。困るライオンレオナルド。そして考えて、僕には僕らしさ、君には君らしさがあるのさとライオンの群れの仲間に伝えます。空想が好きで、自分でものを考える仲間達に作家がこめた作品ですと着地する物語り


固定観念というものがあることによって 処世術になったり物を考えやすくしたり説明しやすくなる


しかし 時にはその枠を外してみることにより生きやすくなったりするもんだ


柔らかな心でこの世を渡っていけば 人生ってけっこう面白いくだらないことを楽しめたりする


自分らしくぼちぼち生きてゆけたらなと感じる


絵本に出合いました。