絵本「ひとつめのくに」 | 気づきがある絵本の紹介

気づきがある絵本の紹介

最近、絵本に興味があり
絵本を読んでいるので
自分が読んだ絵本の感想などを
紹介していきたいと思います。

絵本「ひとつめのくに」に出合いました。


その土地のあたりまえがある


自分の視点と相手の視点が必ずしも一致しないからこそ 地域や国の差を面白がりたい


この絵本は、昔々の江戸のような世界観で人間が珍しいものを見せようと見せ物師になってお店を営んでいます。しかし、そんなに立派な不思議なものは見せれず、目が3つで歯が2本のお化けを見せると言いきや単なる下駄だったと肩すかしをくらうお客さん。これではいけないと見せ物師は、客から聞いた100里離れた場所に現れる大きな木の下に1つ目を求めて旅に出ます。すると、確かに1つ目はいて捕まえようとしますが、実はそこは1つ目の世界。2つ目が珍しい化け物として扱われます。逆に捕まえられて見せ物になるオチがつく物語り


一つしか答えがないように見えても 答えは幾つも存在する


多様性とはそういうものだ


歩み寄りながら 時には しっかり主張して


自分自身にとってのフィールドや立ち位置を築いてゆきたいなと感じる


絵本に出合いました。