絵本「チンチンでんしゃのはしるまち」 | 気づきがある絵本の紹介

気づきがある絵本の紹介

最近、絵本に興味があり
絵本を読んでいるので
自分が読んだ絵本の感想などを
紹介していきたいと思います。

絵本「チンチンでんしゃのはしるまち」に出合いました。

(作/横溝英一、出版社/株式会社福音館書店)


暮らしに息づく 走る乗り物チンチン電車


堺市もチンチン電車は走り抜けます 暮らしを豊かにするような大好きな乗り物


朝の6時チンチン電車の目覚めです。運転手さんが乗りこみ、ライトやパンタグラフ、ブレーキ、ドアの開け閉めなどに異常がないかをチェックします。安全に走りだすちんちん電車。なんだか、寒い季節なようで市場で朝イチの準備、仕出をする人の横を走り抜けます。車の混雑にも負けず、チンチン電車だけの道を走り抜けます。学校や会社へ向かう人達は時間が定まったチンチン電車に助けられて、時間を調整しながら目的地へ向かいます。街の高台から見ると、チンチン電車は力強く街中を走り抜けてゆく様子が見れます。観光者にも喜ばれる風景の一部です。お昼時、どうやら運転手さんに家族が弁当を届けに来た様子。安心して集中出来るように2時間ごとに休憩する車掌さん。レールの上を走り抜けて、信号に気をつけながら、道の切り替えをするパンタグラフ。砂を退ける友達のような車輪が前を掃除して、走り抜けるお手伝いをします。街に溶けこみ観光者を喜ばすチンチン電車がみんな大好きです。と着地する作品


街で暮らす その為に利便性を求めて作られたチンチン電車


しかし 歴史の積み重ねで 今では観光客を喜ばすレトロな雰囲気が心地良い


その地ならではの 暮らしに密接した文化を愛して観光物にふれたくなる


絵本に出合いました。