絵本「あんなにあんなに」 | 気づきがある絵本の紹介

気づきがある絵本の紹介

最近、絵本に興味があり
絵本を読んでいるので
自分が読んだ絵本の感想などを
紹介していきたいと思います。

絵本「あんなにあんなに」に出合いました。

(作/ヨシタケシンスケ、出版社/ポプラ社)


たくさんの時間を共に過ごす


家族ならではの面白さや哀しみがあり 振り返ると足跡には幸福感


この絵本は、キーワードのあんなにをもとに話が進んでゆきます。あんなに小さい頃欲しがったおもちゃも時が経つとたんなる1オモチャに無造作な。あんなに綺麗な部屋にしたのにすぐ汚れます。あんなに笑ってたのに、気づくと大泣きしていたりする。逆も然り。あんなにお腹すいてたのに、たくさん残す。あんなに騒がしかったのに、もう静か。あんなに元気だったのに発熱する。心配したら、うつされる。あんなに髪が短かったのに、すぐに伸びる。あんなにドロドロなのに、暖まっている。街の片隅に暮らす家族。大人へなってゆく。あんなに辛い事があり、あんなに楽しいこともあり、あんなに悲しいこともある。あんなに嬉しいことも。あんなにあんなに色々あったのに、まだ足りない。家族がいるのって幸福な事ではととじてゆく物語り


色んな時期を乗り越えて 共に過ごしいつまでも関わりあう家族


楽しいことばかりじゃないけれど それでも僕には救いになっている


身近に居てくれる 幸福感


忘れないようにしたいなと感じる


絵本に出合いました。