絵本「カールさんのあまやどりハウス」に出合いました。
(作/田中キャミー)
情けは人の為ならず
願いを聞き入れることは事態が好転してゆく術になる
この絵本は、かたつむりのカールさんが古びて穴だらけの貝を所有しています。そろそろ引っ越しが必要かなと雨降る途中思います。そこへ、蟻が雨宿りに訪れ、お礼に貝を中から穴を塞ぐ工事をしてくれます。そう次から次へと訪ねてくる、生き物達に貝を綺麗にしたり、窓をつけたり、机を作ったり、おやつを渡されたり、音楽を奏でたりして て生まれ変わってゆく貝。ダンゴムシ、蝶、コオロギなど続々と。虫達はお礼を伝えますが、かたつむりは逆に礼を。もう晴れてきましたが、かたつむりのカールさんのもとへは、居心地の良い貝を求めて仲間がやってくるようになる物語り
相手がもし 求めてくるのであれば
遠慮せずに出来る範囲で受け入れてあげる
すると 聞き入れた側はお返しをしようとアクションしてくれる
その繰り返しで どんどんと進化してゆく身
適者生存 生きる術だなと感じる
絵本に出合いました。