遠い昔の伝統を守り伝えられてゆく
そこには便利さや簡単さだけでは計れない 物の価値がきっとある
この絵本は母がおばあちゃんから受け継いだお皿が割れてしまい哀しむと娘が同じ商品を探しにゆこうと大分のおんた焼きと呼ばれる陶器焼き物を作る職人さんのもとへ品物を探しにゆき陶器にこめられた想いを作業を通じて知ってゆく物語り
300年も昔の技法
泥臭くもその手作業を守りぬくことにより味わいがでる
火と水と土の材料をうまく使ってゆく
職人が手をこめて作っても半分は欠品になる非効率にさえ感じる背景
しかし その過程でしか作れない作品がある
裏側に秘められたストーリーをも感じて道具を見つめればそこにはきっと付加価値がある
人が作る芸術 民藝に心が弾む
絵本に出合いました。