占い師子育てをする⑦

 

さて、前回は、子育ての準備をしている中で色々と勉強していくうちに、未来のことが気になりだしたという話をしました。

 

2012年にディープラーニングが話題になり、ここ数年、AIブームがやってきてますよね。

もともと、コンピュータは好きだったので、ブレイクスルーに興奮しました。

当時は、テクノロジーの進歩にただワクワクしていただけですが、妻の妊娠が発覚し、子育てや教育関連の本を読むようになって、当事者意識と言いますか、AIが進歩したらどんな未来になるのだろうか?ということが気になりだしました。

 

改めて、AI関連の本を読んで思ったのが、占い師として、自分の強みは少し薄まるなぁというのがありました。

占いを通じ、大量の顧客の悩み情報を自分自身で大量に学習することで、回答の質を練磨するとか、いくつかのロジックの重ね合わせで最適解を見つけるみたいな作業が得意な占い師なので、そういったことはコンピュータに置き換えはいずれされることにだろうと思いました。

もちろん、そんなコンピュータチックな作業だけが占い師の能力の全てでは無いのですが、ずば抜けた霊感のない僕は、象徴からの解釈のスピードというか、計算とか読解の速さで他の占い師さんとの差を作ってた僕の強みはあと15年くらいしたら半減します。

 

とは言うものの、その辺は占い師始めた段階でなんとなく予想してたことなのであんまり気になってはいませんでした。

ところがです。子供ができたことで視点が変わってしまいまいました。

 

教育どうなんの?

 

巷では、AIやロボット社会が来ると言われています。

生き残るのは、読解力だとか、コミュニケーションスキルだとか、創造性だとか、個性や多様性だとか、偉い学者さんやビジネスパーソンたちが語ってます。

 

もともと大学で教職課程専攻してたりしたので、教育関連のニュースとか書籍は未だについ読んでしまいます。

色々読んでは観たものの、「どうなんだろうね。」というのが正直なところです。

 

というのも、昨今の子どもたちの読解力が低下してきていて、今のコンピュータが苦手なのは、読解力だから、これからの時代は読解力大事という流行の論がありますが。

概ね同意ですが、ディープラーニングが進化していったら、そこら辺は、これから、10年、20年の間に、遅かれ早かれ解決するんじゃないの?と思うんです。

 

多分、僕個人の将来としては、2030年代や40年台は50代60代なので、なんというか、

 

若者頑張れ~☆

 

みたいな気持ちになってると思うのです。

でも、息子は学生時代や社会に出るタイミングでテクノロジーの変化の大波が訪れそうな予測がされています。

 

そういった、未来予測のテキストを読んでいくうちに、

 

☆言語、知識、概念の抽象化ができるコンピュータができたら、読解力で人間のほうが勝っていると言ってもあまり意味は無いのではないか?

 

☆もし、人工意識を作れるとしたら、魂とはなんだろうか?

 

☆人工意識、感情センサーを持ち、概念の抽象化をし、処理できるコンピュータは人類に何をもたらすだろうか?

 

☆ナノテク、遺伝子技術、AIなどテクノロジーの進歩をお金持ちや権力者はどのように扱うだろうか?

 

☆「若さ&健康が手に入る」「ヴァーチャルの世界でリアルで心地よい深い繋がりを持てる」などの誘惑に我々は逆らえるだろうか?

 

 

 

こんな中二感あふれる疑問が次々と浮かんでしまったのです。

 

SFチックですが、僕が生きている間、息子が社会に出たばかりの頃、訪れそうな未来です。

 

僕は、高校時代、親友と夜まで語りあって、何故か公園でタイヤをどこまで遠くまで飛ばせるか?

みたいな、無意味な対決に熱中した思い出があります。

 

タダのアホなガキが遊んでいただけの話。しょうもない体験です。

でも、とても楽しかったというか、青春の一コマなんです。

 

息子はどんな青春を送るんだろうか?

 

自分は残りの人生でどんな社会、どんな環境を作れるだろうか?

 

そんなことを思うようになりました。

 

占い師としてなんとなく予想している未来があります。

 

それに対して、

 

どこまでジタバタできるかな?

 

みたいなことしょっちゅう考えています^^;

 

どこかで、そういった未来予測や、自分の考えも書いていけたら良いなと思ってますが、とりあえず、今日はここらへんで。

 

ようやくですが、次回子育てのこと書くときは、妻とジタバタ生きている日常の話をちょっとずつ書いていけたらと思います。

 

ではでは~

 

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