雨の多い四、五月だったせいか、それでなくとも見逃しやすい樹木の花たちをほとんどスルーしてしまいました。デッドストックになる前に、そして梅雨でかびてしまう前に、虫干ししておきたいと思います。
ヒメライラック
咋夏の猛暑でだいぶ枝が枯れ込んだので、今年は花を期待していなかったんですが。少ないながらそこそこ咲いてくれました。
暑さに弱い本家ライラックよりも丈夫で助かります。
ホオノキ
例年より少し開花が遅かったです。画像はまだ蕾が開き始めた頃で、花というより小坊主二人の雰囲気ですね。
西洋シャクナゲ
上品な花で、個人的にはとても好きなんですが。ツツジ類に比べると木がごつく、その割に着花数が控えめ。ベランダでは場所を取り、管理も難しいので、園芸店での目の保養だけです。
オオアブラギリ(シナアブラギリ)
咋冬強めの剪定が入ったことで枝数が減り、その分花数も減って咲いていたことに気づきませんでした。
かなり押し出しの強い花なんですが、すぐにぱらぱら落ちてしまうのでなかなかいい画像が撮れません。
サンショウバラ
すさまじい棘の持ち主ながら、花はとても清楚です。ハナムグリたちに踏み散らかされて、すぐぼろぼろになってしまう気の毒な花でもあります。
サンザシ
今年はさっぱりでした。いっぱい咲いたものの、ずーっと天気が悪く、木が白い花で覆われるという理想的な撮り方ができませんでした。実着きはどうかなあ。訪花昆虫もすごく少なかったんですよね……。
アメリカイワナンテン
早春のアセビから始まって、ブルーベリー、ドウダンツツジと咲き継いできたツツジ科灌木類の壺型のかわいい花も、アメリカイワナンテンで一段落。春の名残が遠ざかっていきます。
◇ ◇ ◇
毎年春定番の花として撮っていたエゴノキとかウツギなどは、とうとう撮れませんでした。雨ばかり……そういう春もあったなあと小さな記憶の破片をこぼしながら、時がゆっくり過ぎ去っていきます。
藤も霧も文目も見ずにただ走る
Spring Memories by R.D. King
《 ぽ ち 》
ええやんかーと思われた方は、どうぞひとぽちお願いいたしまする。(^^)/
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