いまじなりぃ*ふぁーむ
久しぶりに、画像一枚のネタです。
次の画像、違和感を覚えませんか?
特に珍しい植物ではありません。
デンドロビウムですね。
でも。
地植えはかわいそうでしょう!
(^^;;
地生種のランもたくさんありますが、デンドロビウムは着生ランです。本来木に張り付いて育つ植物なので、バルブや根が水を蓄える構造になっています。乾燥に耐えられる反面、過湿を嫌うのです。土の中は通気性がよくない上に水が抜けにくいので、地植えされると根が窒息して痛んでしまいます。地植えには向いていないんですよ。
あーあと思いながら画像を撮ったんですが、数日後にもう一度見に行ったら、見事に腐っていました。耐寒性があると言っても、温室育ちをいきなり寒が残る花壇に地植えするのは無茶です。冷たい雨が降りましたからねえ。
デンドロは比較的育てやすいランなんですが、それでも扱いを間違えるとすぐに痛んでしまいます。ああ、もったいない……。
暇なれば春蘭のほくろを数える
シュンランは地生ラン。もちろん、地植えおっけーです。
Orchid by Alanis Morissette
《 ぽ ち 》
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花苗は時期はずれでない限りリーズナブルな価格で購入できますし、毎年新しい苗を使った方が早くきれいに仕上がります。多年草であっても、翌年使わずに新苗に入れ替えた方が管理が楽なんですよね。
特に暑さには強いけれど寒さに弱い熱帯・亜熱帯の多年草たちは冬越しさせること自体が難しいので、実質一年草扱いされることが多いんですが。
わたしゃ根っからへそ曲がりなのです。多年草ならちぃとばかりがんばってみいやと戸外での冬越しにチャレンジ! んでもって今冬はそこそこ寒かったにも関わらず、難しいやろなと思った連中がかなり生き延びました。
左は小輪のビンカ、右はアメリカンブルーです。
ビンカは耐寒性が低く、霜に当たると一発退場になるので全く期待していなかったのですが、見事に生き延びました。アメブルも越冬するかどうかは運次第なんですが、今年は大丈夫だったようです。ピンチが面倒くさいので、どちらも株元ぎりぎりまで切り戻しました。
おそろしくタフだなあと呆れたのがカリブラコア。ペチュニアに近縁の植物ですが、耐寒性はペチュニアより上かも。それにこやつ、ただ冬を越しただけでなく1、2月を除いてずーっと花をあげ続けています。とんでもねえ。(^^;;
サーモンピンクのガーベラ。ガーベラは比較的耐寒性があるので、冬越しはそれほど難しくないんですが。画像の株には葉がありません。害虫被害がひどかったので地上部を全部切り詰めて越冬させたんです。そうしたら。
……葉を出す前に花茎を上げましてん。根性ありすぎ。(^^;;
センパーベゴも、ぼろぼろになりながら冬を越しました。見た目はぼんぼろりんですが、もともと成長が早いので温度さえ上がってくればすぐにわさわさ茂ります。こやつも1、2月以外ずっと花が着いてました。タフだわあ……。
◇ ◇ ◇
このほかにも、ペンタスやクフェアが戸外越冬しています。多肉系ではかなり凍害が出たので、暖冬だったから生き延びられたというわけではないかと。たまたまたくましい個体揃いだったのでしょう。
恵まれた生命力で冬を越した夏花たち。今年も盛夏をカラフルに彩ってほしいなあ。(^^)
軒下に忘れられたり君子蘭
寒さを経験させないと花芽分化しないので、寒風の当たらない軒下などで越冬させるんですが。そのまま忘れられてしまうことも。うう。
I Will Survive by Cake
《 ぽ ち 》
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