季節画像消化のための臨時増刊です。(^^)
◇ ◇ ◇
「俺は納得いかん！」
「なにが？」
「男女同権というが、俺たちオトコが一方的に譲歩してるだけじゃないか！ 俺たちは権利喪失で、おまえらだけが権利獲得だろ？ 何が同権だ！」
「それまでがあまりに不平等だったんだから、仕方ないでしょ」
「不平等？ 結局おいしいところをオンナが持っていくのは古来からずーっと変わらないじゃないか！」
「そりゃそうよ。悔しかったら子供産んでみなさい」
「むぐぐ」
「うけけ」
◇ ◇ ◇
と。言ったかどうかはわかりませんが、あまりに格差のある男女をご紹介。（笑
冬空にべろーんとぶら下がっているのは、ハシバミの雄花。
秋以降に翌年の分の雄花ができ始め、早春に一斉に伸びて開き、花粉をばらまきます。で、雌花はどこかなーと毎年探していたんですが、今年やっと確認しました。
この赤い鼻毛みたいなのが雌花なんですよね。雄花の基部が写っていますので、どれくらい体格に男女差があるかは見ての通りです。
雄花は最初から吹きさらしなんですが、雌花は開花まで冬芽の中で守られているので、待遇も全く違います。（笑
開花後、雄花は用済みとして全て捨てられ、雌花は徐々に膨らんでスカートを履くようになります。去年はよく結実したものの、中身がほとんど空でした。今年はどうかなあ。堅果はおいしいですよ。ヘーゼルナッツ（セイヨウハシバミ）と同属ですから。(^Q^)
ちなみに、ハシバミの男の子は嫌われています。花粉症のアレルゲンになるからですね。
種子はおいしいんだけど、男の子はなあ……。(^^;;
花粉を目の敵にするのはおかしくないか？ 花粉は生命の根源であり、悪の権化ではない。
俺たちを一方的に虐殺し、ばらばらにしてこき使っているおまえらにとやかく言われる筋合いはない。
杉と檜 記す
Change Your Mind by Sister Hazel
《 ぽ ち 》
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