夏の気配がすっかり遠ざかり、夏花もぼちぼち終了という雰囲気になってきました。六月からずっと咲き続けていたトレニアもさすがに咲き疲れたようで、そろそろ冬・春ものに交代させようと思っています。

 トレニアの他にもいろいろ植えたいものがあったので、今年購入したのは赤一株。最初は鮮やかだったんですが、夏の間に水切れで弱り、切り戻して再生させたあとの二番咲きは色が濁ってしまいました。仕方ないですね……。画像のはまだきれいな方です。






 インパチエンスがあっという間にダメになってしまったのに比べれば長く保ってくれたトレニアですが、意外に零れ種でも増えるんですよ。
 どこかに種が潜んでいたらしく、いつの間にか去年の青いやつが別の鉢にひょっこり現れ、花をつけました。もうちょい早くから咲き始めてくれると嬉しかったんだけどなあ……。いやいや、贅沢を言ってはいけません。






 酷暑のベランダ以上に過酷な環境だった戸外の空き地。さあっと一雨降ったのを機にウリクサが復活し、ぱらぱらと花をつけています。

 花はうんと小さいんですが、よくよく見ると……。
 そう、園芸種のトレニアに似ています。
 それもそのはず。同じ属、トレニア属なんですよ。






 萎れたり復活したりを繰り返しながら猛暑に負けずにずっと咲き継いできたトレニアたちも、そろそろ店じまい。

 うどん粉病が出たり、ハダニにやられたりと、年によってはすぐだめになってしまうこともあるんですが、今年は上出来でした。
 来年もまた、違う色の株を仕入れてベランダを飾ることにしましょう。




  朝顔を種子(たね)採るだけに残しけり





Sparkle by Maco Marets


《 ぽ ち 》
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