「どこにでも湧いて、鬱陶しいからどっか行けと言われたんだが」
「俺たちに指図できるやつなんざどこにもいねえよ。どかせるもんならどかしてみやがれ!」
「そういうでかい態度だと、殺虫剤持ったおっさんがすっ飛んでくるぞ」
「う……そりゃ困る」
◇ ◇ ◇
てな、わけで。
晩春から初夏にかけては花だけでなく虫もわっさりご登場となります。なかでもやっかいなのがハナムグリ類で。ナミ、アオ、コアオ、シラホシ、シロテンと一族郎等打ち揃っておでましになり、花を撮る邪魔をしくさります。もっとも連中からすれば、わたしの方が食事を邪魔するばかたれなのでしょう。
ハナムグリは小型のハエやアブ、ハチと違ってでかいですし、蝶のように吸蜜の姿が美しいわけでもありませんからねえ。困ったもんだ。せめて、ネタになってくれたまへ。
花をぼろぼろにするので害虫のイメージが強いハナムグリですが、立派なポリネーター(花粉媒介者)です。幼虫も腐植の分解に寄与していますので、ネタにしただけで済ませることにしましょう。
花が少なくなると、どこに行ったのかなあというくらい目に付かなくなりますし。(^^;;
夏薔薇や食い散らす犬どやしつけ
カルメンじゃあるまいし!
Flowers by Lauren Spencer Smith
《 ぽ ち 》
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