「どないしたん? べっこりへこんで」
「昨日な、カレシにせまったん。ちゅーしてー言うて」

「うん。喜んだやろ?」
「逃げられた。おまい、唇荒れすぎや言われて」


knk



「……。確かになあー。それえ、荒れすぎどころやないで?」
「そんなにひどい?」

「ひどい。下唇ぽっこりをたらこ唇言うやろ?」
「うん」

「あんたんは、シマチョウ唇や」
「どっちもご飯のおかずになるやん」

「ちゅーの話やなかったんかい!」



(^^;;



 梅雨時の芝生には、いろんな夏キノコが生えてきます。その中には、市販されているキノコとは全くイメージの異なるものも混じってます。

 シマチョウ唇のカノジョ。傘の肉の部分がほとんどありません。粗くてごついひだが傘の皮にひっついてるという感じ。こういう傘がやせっぽちのスタイルは、オチバタケやホウライタケの仲間の特徴ですね。身がほとんどありませんので、食用には向きません。もちろん、ちゅーにも向かないかと。(^m^)




  水打てどしほれて伏すや芝の茸





I Am The Walrus by The Flaming Lips

 ビートルズのカバー。