「どう考えてもアウトやろ」
「いや、それがセーフなんやて」
「えー? 色ちゃうやんか?」
「てか、俺らの方の色がおかしいらしいで?」
「うそお!?」
ウソではありません。(^m^)
アベリアの斑入り品種。
時々、先祖返りして斑のない緑一色の枝が出ます。
当然ですが斑のないものの方が樹勢が強いので、放っておくとそっちがのさばってしまいますね。(^^;;
「こらあ、微妙やな」
「だあほ。どう見てもアウトやないか!」
「えー? 葉のサイズ俺らとそんな変わらんし、フリル付いてかわいいやん」
「背丈、俺らの百倍以上になるで? ええねんな?」
「あわわ、そらあかんわー!!」
アベリアの植え込みの隙間から、ケヤキの実生がにょきっと出てきました。
まだこんな小さいのに、目の敵にせんでもええやんかー。この状態で見た人はそう言うんですが、ケヤキはもりもりでかくなります。放っておくと、あっという間にどっちが主でどっちが客か分からなくなりますね。(^^;;
植え込みの隙間っていうのは、除草や刈り払いの手が入らないことがままあります。それをいいことに、虎視眈々と下克上を狙うものが潜んでいるのをお忘れなく。(^m^)
春霞 草の襟足ほんのりと
Looking Good Diving by Nick Kamen