卒業式って英語で何といいますか。
Graduationっていう言葉が有名ですが、アメリカの大学では「Graduation ceremony」 ではなく「Commencement」という言葉を使います。意味は「新しい船出」という感じでしょうか。
卒業っていうと「終わり」って感じがしますがアメリカの大学では「ここからあなたの人生が始まりますよ」って感じで生徒を送り出すイメージなんでしょうね。
そしてこのCommencementではいろいろな著名人がスピーチをして卒業生へはなむけの言葉を贈ったりします。
有名なところでいうとアメリカのスタンフォード大学でのアップルのスティーブジョブズのスピーチがあります。
「Stay hungry Stay Foolish(貪欲であれ バカであれ)」という言葉もとても有名になりました。
2019年には、アメリカバブソン大学の卒業式ではトヨタ自動車の社長である豊田章男さんがスピーチを行いました。
彼自身バブソン大学の卒業生で、母校でのスピーチです。
そのスピーチがとてもステキだったのでご紹介します。
彼の社長就任後の苦労や心の持ち方。将来CEOになった(と仮定した)卒業生の皆さんへ、CEOからCEOへのアドバイス。
「正しいことをする」「挑戦をする」「学ぶことをやめない」などの理念など、心に栄養をもらえるような素敵なお話でした。
豊田さんの英語がとてもわかりやすく、ユーモアに富んでいます。字幕なしで聞いて英語の練習にもいいかもしれませんね。