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わたしが小さいころから知っている女の子が留学でアメリカに旅立つことに。
現地のリサーチや送金の仕方、学校とのやり取りなど大変そうでしたが、パッキングも終わりという段階でちょっとだけ顔を見ることが出来ました。
今、海外に興味を持ったり、留学したいと思う若者が減っているらしいですね。
日本での生活は快適だし、慣れ親しんだ環境は安心。オンラインで外の情報は手に入るし、今の生活で満足って気持ちもわかるような気がする。
でも外に出て、外の世界を知るってオンラインとは全く違う。
いろいろとリサーチしている彼女に言った言葉は
「現地に行ったら調べたことが役に立たないと思うことの方が多いから
困っておいで。必ず解決できるから、それを経験してみてね」
知らない場所にひとりで飛び出すと、学校でも教えてくれなかったこと。オンラインでは知ることが出来なかったことがたくさん見える。
お金って大切。
人ってすごく優しい。
人ってすごく冷たい。
信用すること。
疑うこと。
自由はすごく怖いこと。
したいことがないときには、自由はすごく退屈なこと。
どんなに困っても、なんとかなること。
必ず将来役に立つことを現地で学べるはず。
成長して帰って来る彼女が楽しみです。
ムカデって都会の人は見たことあるのかな。
普通の曇り空の朝。
家の鍵を閉め、車に乗って会社の駐車場から会社の建物に
歩いていた時のことです、左足に急に激痛が走ったのは…。
「!!!!!!」
靴を脱ぐと中からめっちゃくちゃ大きいムカデが出てきて、するすると逃げて…。
そんなとき人間のとる行動の不思議とは…。
あまりに驚くと人間は「ちょっとなかったことにしよう」と思うんですね。
私は足がすでに激痛なのにもかかわらず、靴を履きなおし
何事もなかったように会社の方に歩き出そうとしましたよ。
「何もなかったと思えば、何もないのでは…」という驚くべき人間の
脳の軌道修正メカニズム。
そしてそのとき「おはよう」という爽やかなHさんの後ろからの声に
ふと我に返りました。
「今、わたしむかでに刺されちゃって…」
口に出すと驚愕するHさん。え?大丈夫?痛いやろ?え?薬は?
そこでやっと「あ、これはなかったことにできないな」って気づく私。
ムカデに刺されると激痛なの知ってましたか?
小指とかタンスの角にぶつけるとめちゃくちゃ痛いでしょ。
それがノンストップでずっと襲い続けるくらいの痛さ。
「この痛さは・・・やばい」
家にいったん帰って、対処法に書かれてたように水で冷やしてみたけれども
これ、ちょっと我慢できない痛さなんじゃないのか…と
秒であきらめて病院に急ぎました。
病院で待っている間も「うおおおお、痛い」と待合室でうめき声を出さないように必死に耐える私。ここまで刺されてから約1時間。
かなり強力なステロイドと痛み止め、可能止めを処方されました。
痛み止めを飲んで1時間くらいはどんどん痛くなり
痛みが治まってきたのは刺されてから5時間後くらい。
病院の先生曰く「どのくらいで痛みが治まるかは人とムカデの相性?ですね」
と言われました。
5時間というのは相性がいいの?悪いの?どっち?
良くても悪くても何となく嫌だ。
冷やすと痛みが治まると言われてるけど、私の場合は冷やすと
余計に痛くなる気がしました。
ムカデって一匹いるともう一匹いるってよく言うので
今現在進行形で、私は家にもう一匹ムカデがいるんじゃないかと
戦々恐々としながらの日々を送っています。
今の時期、ムカデはたくさん出るらしいです。
みなさんも、靴を履くときにはムカデ入ってないかぜひ確かめてから履いてください。痛いよ。ほんとに。