母との再会 〜水輝体験談〜 | (株)レン・シュイ代表 推心水輝 公式アメブロ|兵庫県の風水コンサルタントオフィス

(株)レン・シュイ代表 推心水輝 公式アメブロ|兵庫県の風水コンサルタントオフィス

運氣は努力に非ず ~ Mission de l'âme (魂の宿命)~ 
【無知は罪なり】【時代は終焉へ】
180年周期の転換期まで【残り3ヶ月余り】
努力5%:運95%の時代の到来です
運氣をマネージメントする知識と技術を身につけ、
高い運氣と強運に恵まれる人生を手に入れましょう

おはようございます。
随分、ご無沙汰でごめんなさい。。。(^_^;)

今からお話するのは、私個人の体験談で、非常に長文ですので、
お時間がない方、または、興味がない方は読み飛ばしてください(^^)


………
『40年ぶりに・・・』〜2013.3.13〜

昨日、40年ぶりに母と再会することができました。

私は自分の離婚(家相で家を建て波乱万丈の人生へ… ^^; )がきっかけで、六千年の歴史を持つ口伝の中国玄空風水の世界に入ったのですが、実は、私の両親も離婚しています。私がまだ小学1〜2年の頃です。

私と妹と弟3人の子供を残して、母は実家の大阪へ戻り、数年後に再婚したことを知らせる葉書が届きましたが、気丈な祖母は、それを孫たちに一度だけ見せて捨ててしまい、母の居場所を知る手掛りはなくなり、それ以降の音信も途絶えてしまいました。

昨日は、母が再婚して35年連れ添った方にも会えました。
父と別れ、母が生涯の伴侶に選んだ相手は、とても優しそうな人で、生活は楽ではないにしろ、穏やかな人生を送ってきた様子が見えて安心しました。

昨日は、知らなかったこと、祖母や父に聞いていたことが少し違っていたこと、母の両親のことなど、空白の40年間を埋めるかのように、たくさん聞いて話しました。

私の無意識に入っていた『置いてきぼり』という言葉や状況に強く反応していた原因も解りました。

感情のコントロールが難しく、お酒を飲むと激昂する父を必死に支えていた母も、若さゆえに(当事24歳)心の限界がきて、ある日、私と妹が学校と保育所に行っている間に、まだ1歳になったばかりの弟がお昼寝したのを見計らって、誰にも何も言わずに大阪へ帰ってきてしまったと打ち明けてくれました。

前日の修羅場(父が母に刃物を向ける場面)は、芳賀先生に出会うまで、心の傷として残るほど鮮明に覚えていますが、いなくなった当日のことを、私は全く覚えていないのです。でも、母が突然いなくなった…という体験が、私の無意識に残ってしまったのでしょうね。

その無意識に入った体験が、自分でも理由が分からない落ち込みを引き起こしたり、強い依頼心を持ってしまったり、逆に大事なところでは頼れなかったり、パートナーとの幸せな関係を結べなかったり…というマイナスの影響を与えていたことが理解できて、ものすごくすっきりしました(^^)

3人の子どもたちを連れて行きたい思いはあっても、母の両親も離婚していたため、とても頼れない状況だったので、泣く泣く置いてきたということで、当然ですが、母は「自分は子どもを見捨てたんだ…」と、別れてからずっと自分を責めて生きてきたようでした。

でも、私がどうしても母に会いたかったのは、たぶん悔やんでいるであろう母に

「五体満足に生んでもらっただけで、私は十分に幸せだし、
 お母さんには感謝以外、他の思いはないのよ(^^)」

と生きてるうちに、どうしても伝えたいという願いを持ち続けていたからでした。

母は、私の手を固く握って、

「ごめんね。ありがとう、ありがとう…」

と繰り返し言いながら、ずっとポロポロと涙を流していました。

昨日は、私の無意識に入っていた小さな傷も癒えましたし、長年抱いてきた母への想いを伝えることもできて、最高に満足した幸せな一日でした。
これも師匠に出会えて、見えない世界を教えていただいたおかげであり、皆さんに出会えて関わらせていただいているおかげであり、そして、暦という“人と時が結ばれる智慧”を教えていただいたおかげだと、感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです。

自宅へ戻る道中、母の「ありがとう…」と繰り返す泣き顔を思い出すと、私の顔は自然に綻んで、満ち足りた気持ちに包まれて、氣づけば中島みゆきの『糸』を口ずさんでいました。

♪---------------♪
なぜ めぐり逢うのかを
私たちは 何も知らない

いつ めぐり逢うのかを
私たちは いつも知らない

~~~
縦の糸はあなた
横の糸は私
織りなす布は
いつか誰かを
暖めうるかもしれない

~~~
縦の糸はあなた
横の糸は私
織りなす布は
いつか誰かの
傷をかばうかもしれない
縦の糸はあなた
横の糸は私
逢うべき糸に
出逢えることを
人は仕合わせ
と呼びます


「糸」中島みゆき
♪---------------♪

『仕合わせ』は、幸せとは違い『運命の巡り合わせ』という意味で、みゆきさんはこの曲をお書きになったとか。
一度は縺れた糸や綻びてしまった布も、先生との出会いと、与えていただいた【最高の財】といえる智慧により、縺れが解け、綻びを繕うことができ、幾重にも重なった糸(絆)で織りなされた布は、私と母を暖め、傷を癒してくれました。

友人、恋人、夫婦、家族、血縁、仲間、会社、師弟…

人と人を結ぶ糸は、運に恵まれると、お互いを温め癒す、美しい愛の布に織りなされ、希望を生み、夢を叶える力を与えてくれます。

ですが、運に恵まれなければ、糸は絡み合ってしまい、それを解くことは難しく、解こうとすればするほど縺れて、結局、お互いの痛みを伴って、千切れてしまい、哀しいただの糸くずとなります。


その糸くずは、双方の心の傷となるだけではなく、次の世代、またその次の世代へと、再び美しい愛の布に織りなされる糸へと修復されるまで、その負の繰り返しは止むことはなく、世代が重なる度に、さらに苦しく悲しい、厳しい人生を呼び込みます。

これがおそらく『輪廻』と呼ばれるものなのだと思います。

昨日は、『仕合わせ』の音叉が、私と母の心いっぱいに響き渡っている感じで、とても、とても、幸せでした。

私の人生は、まだたったの47年間ですが、母と別れて、そして再会できた今、はっきりと分かったことがあります。
これまで経験は、すべて、“ ここ ”に繋がっていた…ということです。


☆*:.。.。.:*・☆゜・*:.。.。.:*・☆゜・*:.。.。.:*・☆

 『千切れた糸(縁)を修復する』

 『その糸で愛の布(絆)を織りなしていく』


☆*:.。.。.:*・☆゜・*:.。.。.:*・☆゜・*:.。.。.:*・☆



その手助けをすることが、私の天命だと昨日は確信しました。

関わり続けてくださっている皆さんへ…

心から感謝申し上げます。

本当にありがとうございます。


癸巳の年 乙卯の月 戊寅の日
(2013.3.13の暦)