実際に風水鑑定をする際には、
単純に「八宅風水」のみを使用することはなく、
八宅風水に更にロジックをプラスして使用します。
実際の鑑定で使用する
●玄空飛星
●陽宅三要
その他のロジックは、
長い時間をかけて学ばないと理解が難しいので
初心者でも簡単にできる
各部屋ごとで出来る八宅風水での鑑定方法をご紹介します。
私たち風水師も最初は、
この八宅風水を学びます。
八宅風水では、
ご自身の生年月日で決まる「本命卦(ほんめいけ)」を知る必要があります。
本命卦とは、ご自身の生まれた年によって
「乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤」と
八卦の名前がついている8種類に分かれます。
ご自身がどの本命卦にあたるかを
下の早見評で確認してみてください。
各年の節分以前(1月1日~2月3日)生まれの方は、
ご自身の本命卦が上の図にない方は、
これからご説明する計算によって本命卦を求めてみてください。
※節分以前(1月1日~2月3日)生まれの方は、前年生まれとして計算してください。
【男性の場合】
生まれ年を西暦にして、全ての数字を足します。2桁になったら、それぞれの数字を足して1桁にしてください。最後にその数字を11で引いてください。
【女性の場合】
生まれ年を西暦にして、全ての数字を足します。2桁になったら、それぞれの数字を足して1桁にしてください。最後にその数字に4を加えます。もし10を超えたら9を引いて下の表に当てはめて本命卦を求めてみてください。
例)
昭和36年(1961年)生まれの女性の場合、
1+9+6+1=17 2桁になったのでそれぞれの数字を足す。
1+7=8 これに4を加える
8+4=12 10をこえたので9を引く。
12-9=3
3は「震」となります。本命卦の早見表とも一致します。
占術での盤を見る場合、
南が上、北が下となります。
通常の地図などの見方と逆になるので、
充分に注意してください。
赤い部分が「凶」方位
白い部分が「吉」方位
となります。
因みに、八卦の名前の後に「命」をつけて
「乾命(けんめい・いぬいめい)」と呼びます。
八宅風水は、家やオフィス全体で見るのが通常ですが、
各部屋ごとでも使用できます。
ご自分の部屋全体が「凶」なのに、
部屋を変えることが出来ない場合に使用する方法です。
ご自分の部屋全体が「吉」である場合でも、
その中での吉凶をみることができます。
「乾命」の方の場合以下の図のようになります。
この図面の玄関は「北」です。
玄関横の洋室8帖が寝室だとします。
すると、
洋室8帖の部屋の入口は「南東」になります。
乾命の南東は「禍害」となりますので、
このような配置になります。
まずは、
ご自身の部屋の入口の方位を調べてください。
次にご自身の本命卦の盤と合わせてみて
部屋の吉凶を調べてみてください。
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