~もしかして、あの子がDV男と結婚してしまったのは
風の谷のナウシカのせいかもしれない…
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
こんにちは!
女王マインド恋愛コーチの美月です。
前回、
「人生の初期にインストールされた女性像が、
その後の恋愛と結婚に影響を及ぼす」
というお話をしたので、それについて掘り下げてみたいと思います。
私は、中2の時の出会いで、
「オノ・ヨーコさんのような女性でいれば、いい男と出会えて、
彼がさらにいい男に変化するんだ」
という刷り込みがなされました。
だから、その後の人生で恋愛をしても、
「オノ・ヨーコさんみたいな女性だったらどうするだろう」
と無意識に考えて、言動していたんです。
迷った時は、「あの人だったらどうするかな」と思い出す存在、
それがロールモデルですね。
そこで今回は、
間違ったロールモデルによって恋愛に悪い影響が出た例
のことをお話したいと思います。
私の古い友達で、
ダメ男と結婚して、なかなか別れられなかった子
がいました。
付き合っていた時から話を聞くかぎり、
彼は自己中で幼稚な言動ばかりで、DVもあったようでした。
それでも彼女は、
「私が彼を変えられる」
「許すのが愛だと思う」
という考えで、ひどいことがあっても気丈にふるまい、
結局精神的にボロボロになってやっと離婚することができたのです。
そんな彼女が昔から言っていたのは、
「ナウシカみたいな女性になりたい。
あんな女性が理想」
でした。
ナウシカって、
ティーンエイジャーなのに自分のことは一切せず、
ありえないくらい博愛で、
ネガティブな感情を出さず、
自己犠牲でオウムと人間を救う、
神格化されたキャラじゃないですか!
現実世界の人間がインストールしちゃだめ~!!
彼女の中では、
自分が献身すれば、
ナウシカが暴走するオウムを止めたように彼を変えられると
無意識に思っていたのかもしれない。
でも残念ながら、彼は蟲より話も心も通じなかった。
もしナウシカが、
「役割押しつけんなや!
私は私の人生を好き勝手に生きるんじゃ!
てかガスマスク、ダサくない? テンション上がらんわ」
みたいなキャラで、メーヴェに乗って自分のために旅に出る設定だったら。
彼女はDV男と結婚することもなかったんじゃないか、
と本気で思います。
あなたがイメージする「いい女像」
の中に、「自己犠牲」「献身」「博愛」「寛容」
みたいな要素があるとしたら。
それが、恋愛におけるあなたの言動に影響していないか?
その影響は、どんな結果をもたらしているか?
ということは、一度考えてみるといいかもしれません。